(カレンダー、最新記事、最新コメント、必要な方、「第685回・田辺寄席」のタイトルをクリックしてください)
久しぶりの田辺寄席へ嫁さんと一緒に・・・。
夏の日差しの桃ヶ池公園
今日は、文之助さんの「らくだ」をお目当てに・・・。
開口一番 「あ」あきすとぜねこ・・・・・・桂文太
昔の子供時代の遊びを紹介。
ベーごま、ビー玉、サザエ、三角ベースの野球、カンケリ、色々ありましたな。
「あきすとぜねこ」・・・
誕生日の月日を足して、それを1なら“あ”愛してるとか
6なら“ね”熱烈とかいうらしい・・・。
文太さんの京都独自のものか、田辺寄席のお客様には、知っている人は皆無。
ところ変われば、でウケてませんでしたな。
一、桂弥太郎・・・・・・・・・・「狸賽」
吉弥さんの弟子。
上手いという印象があったのですが、4年前は感動したのですが
あれから4年、この時期ドンドン成長の限りと思いきや
一時、足踏み状態に・・・・・・。
一気に駆け上るのではなく、踊り場的時があるんでしょうな。
「狸賽」は、喬介さんのが、お気に入りです。
二、桂文之助・・・・・・・・・・「播州巡り」
文之助さんで、旅ネタ「播州巡り」、よろしいな。
さして、爆笑がとれる噺でもないが、
喜六、清八、の二人のやりとりが、淡々とすすむ。
何か、落語の教科書のごとく、でも二人の言葉のやりとりだけだが、
くすくすの笑いながら、きちっちと笑いをひらっていくのが大事なんでしょうな。
今回、塩鯛さんの「遊山船」を聴いて、この播州巡りの喜六、清八を思いだした。
喜六、清八、をきっちりと演じるのが、名人への第一歩なんですな。
三、桂文太・・・・・・・・・・・・「近日息子」
狂気のエキサイトぶりがキモの「近日息子」
文太さん、熱演だが、
長屋の連中が間違った言葉使いをする男を攻めたてるところ、
あの、一発触発のいいあいのところがキモ・・だが、ちょいとおとなしめ。
暑い夏用か、クールタッチの文太さんの「近日息子」でおました。
四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・「阿弥陀池」
瓶吾さんの、薄味、好きですな。
おかきの、湿ったような。
温くなった、ポカリスエットのような。
パンツのゴムがユルユルになったような。
そんな、瓶吾さんの落語。
ほのぼの感というか、人間性というか、優しさあふれる落語で、好きでおます。
五、桂文之助・・・・・・・・・・「らくだ」
今日、お目当ての文之助さんの「らくだ」
でも、いたって上品な「らくだ」
かんかんのうの唄の文句は、最初にゆっくり丁寧に解説してくれるが、
落語内では、あの、死人のカンカン踊りの仕草も一切なく、あっさりと終わる。
死人を、おもちゃに使うなんて、文之助さんにとっては許されないことなのか、
棺桶替わりの樽に、らくだを突っ込む床でも上品。
そういえば、ヤタケタの熊、らくだの兄弟分だが、結構最初からおとなしめ。
だから、後半屑屋と立場が入れ替わっても、落差が少なく、その分、上品。
噺は、時間の都合か、焼き場まで行かず、途中で終わる。
(まあ、焼場のシーンはあとから足した様なとこですが)
でも“かんかんのう”の唄は頭に残りますな、歌詞だけ写しときます
かんかんのう きうれんす
きゅうはきゅうれんす
さんしょならえ さあいほう
にいかんさんいんぴんたい
やめあんろ
めんこんふほうて
しいかんさん
もえもんとわえ
ぴいほう ぴいほう
正調かんかんのう、はこのあと英華さんで聴かせてもらいました。
第685回・田辺寄席《新じっくりたっぷりの会~桂文之助の段》
2014年7月20日(日)午後1:00開演
桃ヶ池公園市民活動センター
開口一番 「あ」あきすとぜねこ・・・・・・桂文太
一、桂弥太郎・・・・・・・・・・「狸賽」
二、桂文之助・・・・・・・・・・「播州巡り」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・「近日息子」
仲入り
四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・「阿弥陀池」
五、桂文之助・・・・・・・・・・「らくだ」
三味線・・・・・・花登益子
にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村
久しぶりの田辺寄席へ嫁さんと一緒に・・・。
夏の日差しの桃ヶ池公園
今日は、文之助さんの「らくだ」をお目当てに・・・。
開口一番 「あ」あきすとぜねこ・・・・・・桂文太
昔の子供時代の遊びを紹介。
ベーごま、ビー玉、サザエ、三角ベースの野球、カンケリ、色々ありましたな。
「あきすとぜねこ」・・・
誕生日の月日を足して、それを1なら“あ”愛してるとか
6なら“ね”熱烈とかいうらしい・・・。
文太さんの京都独自のものか、田辺寄席のお客様には、知っている人は皆無。
ところ変われば、でウケてませんでしたな。
一、桂弥太郎・・・・・・・・・・「狸賽」
吉弥さんの弟子。
上手いという印象があったのですが、4年前は感動したのですが
あれから4年、この時期ドンドン成長の限りと思いきや
一時、足踏み状態に・・・・・・。
一気に駆け上るのではなく、踊り場的時があるんでしょうな。
「狸賽」は、喬介さんのが、お気に入りです。
二、桂文之助・・・・・・・・・・「播州巡り」
文之助さんで、旅ネタ「播州巡り」、よろしいな。
さして、爆笑がとれる噺でもないが、
喜六、清八、の二人のやりとりが、淡々とすすむ。
何か、落語の教科書のごとく、でも二人の言葉のやりとりだけだが、
くすくすの笑いながら、きちっちと笑いをひらっていくのが大事なんでしょうな。
今回、塩鯛さんの「遊山船」を聴いて、この播州巡りの喜六、清八を思いだした。
喜六、清八、をきっちりと演じるのが、名人への第一歩なんですな。
三、桂文太・・・・・・・・・・・・「近日息子」
狂気のエキサイトぶりがキモの「近日息子」
文太さん、熱演だが、
長屋の連中が間違った言葉使いをする男を攻めたてるところ、
あの、一発触発のいいあいのところがキモ・・だが、ちょいとおとなしめ。
暑い夏用か、クールタッチの文太さんの「近日息子」でおました。
四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・「阿弥陀池」
瓶吾さんの、薄味、好きですな。
おかきの、湿ったような。
温くなった、ポカリスエットのような。
パンツのゴムがユルユルになったような。
そんな、瓶吾さんの落語。
ほのぼの感というか、人間性というか、優しさあふれる落語で、好きでおます。
五、桂文之助・・・・・・・・・・「らくだ」
今日、お目当ての文之助さんの「らくだ」
でも、いたって上品な「らくだ」
かんかんのうの唄の文句は、最初にゆっくり丁寧に解説してくれるが、
落語内では、あの、死人のカンカン踊りの仕草も一切なく、あっさりと終わる。
死人を、おもちゃに使うなんて、文之助さんにとっては許されないことなのか、
棺桶替わりの樽に、らくだを突っ込む床でも上品。
そういえば、ヤタケタの熊、らくだの兄弟分だが、結構最初からおとなしめ。
だから、後半屑屋と立場が入れ替わっても、落差が少なく、その分、上品。
噺は、時間の都合か、焼き場まで行かず、途中で終わる。
(まあ、焼場のシーンはあとから足した様なとこですが)
でも“かんかんのう”の唄は頭に残りますな、歌詞だけ写しときます
かんかんのう きうれんす
きゅうはきゅうれんす
さんしょならえ さあいほう
にいかんさんいんぴんたい
やめあんろ
めんこんふほうて
しいかんさん
もえもんとわえ
ぴいほう ぴいほう
正調かんかんのう、はこのあと英華さんで聴かせてもらいました。
第685回・田辺寄席《新じっくりたっぷりの会~桂文之助の段》
2014年7月20日(日)午後1:00開演
桃ヶ池公園市民活動センター
開口一番 「あ」あきすとぜねこ・・・・・・桂文太
一、桂弥太郎・・・・・・・・・・「狸賽」
二、桂文之助・・・・・・・・・・「播州巡り」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・「近日息子」
仲入り
四、笑福亭瓶吾・・・・・・・・「阿弥陀池」
五、桂文之助・・・・・・・・・・「らくだ」
三味線・・・・・・花登益子
にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます