愛媛に到着し荷物を降ろしたその足で皿ヶ嶺へと向かいました。翌日からは雨になり、暫く山歩きが出来そうにないことから、1か月ほどのご無沙汰の間に変化した山の様子を一目見ておきたく思ってのことでした。午後4時過ぎという遅い入山となったので、山頂や竜神平まで行くことは諦めて、北面のお花畑を逍遥することとしました。〔6月9日(火)〕
↓ 登山口の上林森林公園から皿ヶ嶺の稜線部を見上げました。山域の緑が深まっていました。
↓ やはり最初に風穴(かぜあな)に立ち寄りました。
↓ 風穴の中ではブルーポピー(ヒマラヤの青い芥子)が順調に花芽を大きくしていました。
↓ 山域からすっかりと姿を消したコンロンソウ(アブラナ科タネツケバナ属)ですが、涼しい風穴の周りにだけまだ花を咲かせていました。
↓ お花畑のあちこちにオモゴテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)の姿が見えました。
↓ 北面のお花畑は春から初夏の花々が一巡して今は端境期といったところで咲く花々は僅少でした。
↓ そうした中で、今活発に咲き始めたのがサワルリソウ(ムラサキ科サワルリソウ属)でした。
↓ お花畑で高度を上げていくとシコクナベワリ(ビャクブ科ナベワリ属)に出会いました。
↓ 約1か月前に小さな蕾だったクマガイソウ’(ラン科アツモリソウ属)は花期を終えてもうドライフラワーとなっていました。
↓ フタリシズカ(センリョウ科チャラン属)がまだ盛んに咲いていました。
↓ ブナ等の樹々越しに麓の上林集落を俯瞰しました。
↓ お花畑で今勢力を急拡大させているのはギンバイソウ(アジサイ科ギンバイソウ属)です。梅雨が深まるにつれて一面のギンバイソウのお花畑に変って行きます。