木枯らしの吹く季節となり、この日の朝には広島県の最高峰・恐羅漢山(1,346.4m)が初冠雪しました。安定しない天気で、暗くなったかと思えば雨が降り、明るくなってきたと思えば青空が広がったりと、そんな天気が繰り返された一日でした。そんな天気ながら、何処かで青空に巡り逢えるかも知れないとの希望的観測をもって北広島町方面へ出掛けました。先ずは、秋の紅葉の名所の千代田町の古保利薬師を訪ねました!〔11月10日(水)〕
↓ 古保利薬師の仁王門です。古保利薬師は9世紀の始めに建立された古刹で、戦国大名の吉川氏の菩提寺として栄えましたが、吉川氏が山口へ移った後は衰退して廃寺となっています。
↓ 古保利薬師跡は地元の人達に守られて秋には見事な紅葉で彩られます。この日も錦の世界が展開されていました!
↓ 境内の最奥部に祀られている阿弥陀堂の周りも紅葉に包まれています!
↓ 古保利薬師収蔵庫です。12体の仏像が国の重要文化財の指定を受けており、この蔵の中に安置されています。
↓ 古保利薬師講堂も紅葉に包まれ始めていました。
↓ 仁王門の裏手が一足早く紅葉に彩られていました。今は、紅、黄、橙、緑などのグラデーションが最も美しい頃合かと思います。
↓ 紅葉の色合いの多重構造を存分に楽しむことが出来ました。
↓ 紅葉の大爆発の予兆が窺えます。冷え込んでいくに従って、真っ赤な世界に変容して行きそうです!
↓ 手水鉢を落葉が彩ります!
↓ 仁王門の裏手の一画です!果たし何色の色合いの集合体なのでしょうか!?
↓ 垂直方向に分布する紅葉の色合いの変化にも驚きます!これから益々鮮やかな色合いとなって、綾錦の世界が頭上に展開されます。
↓ 色合いの綾、グラデーションの妙、今が最も美しい時かも知れません?
↓ 曇天の空から一筋の陽光が射してきました。古保利薬師の森が多彩に燃え上がりました!
↓ 紅葉がもっと進めば透き通るような七色のグラデーションの世界に変化して行くのではと期待します!