修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

秋めく景観の中を歩く

2021-09-05 05:56:43 | 散歩道

 9月に入って冴えない天気が続いています。そんな中を我が家の近場を散策していると、いつの間にか秋めいた景観が多くなっていることに気付きました。残暑はまた戻ってくるのでしょうが、季節は確実に進んでいます。〔9月2日(木)〕

↓ いつの間にかススキの穂が出ていることに気付きました。曇天の空の下の景観に一入秋を感じました!

↓ ノッポの百日紅が夏も最後と大咲きをしていました!

↓ 秋咲きの紫陽花がこの時節の雨を喜ぶように開花してきました。

↓ 団地の中の遊休地に植えられたミカンの実も大きくなってきました。

↓ 法面に枝垂れたヤマハギ(マメ科ハギ属)も満開状態となってきました!

↓ シダの一種のトクサ(トクサ科トクサ属)が民家の植え込みで気持ちよく伸びていました。

↓ 今日は曇天、山の稜線も雲に隠れ、下界もやや涼しげです!

↓ 住宅地の中の公園にシリブカガシ(ブナ科マテバシイ属)の樹があり、花を咲かせて小さな実も結んでいました。広島駅に近い二葉山のシリブカガシの群落は日本一の規模で有名です。

↓ 随分と早く大きくなったシリブカガシの実(ドングリ)です。名前の由来はこのドングリの底が凹んでいるところからきているようです。


クズとハゼラン~散歩中に出会う花

2021-09-04 00:00:25 | 散歩道

 季節が移ろう頃は花の端境期でもあります。散策中に出会う花の種類は極めて少なく、歩いていても退屈を感じるほどです。そんな中、今日の散策中に出会ったのはクズ(マメ科クズ属)とハゼラン(ハゼラン科ハゼラン属)の花でした。〔9月1日(水)〕

↓ クズの花穂です。花は下から上に順に咲いていきます。

↓ クズの蔓が散歩道に垂れ下がり、そこに綺麗な花が咲いていました。これがこの日この花に注目した理由です。

↓ この谷間を埋めるようにクズは大繁茂していました。日本原産の植物ですが、世界各国でも繁殖しており、海外では世界の侵略的外来種ワースト100の一つに指定されているとのことです。

↓ 今日の散策ルートは高台の住宅団地を巡るコース。広島市北郊の丘陵地に住宅地が開かれています。

↓ 住宅団地内の公園近くの路傍の叢の中にピンクの小さな花と玉のような蕾をつけたハゼランを見付けました。

↓ 初見の花ですが、南米原産の植物で円錐花序に付いた花は午後の2~3時間しか開かないそうです。そんなところからサンジソウ(三時草)、サンジカ(三時花)との別名もあるようです。

↓ 一度見付けた花とは、別のところで簡単に再会するものです。より多く花を付けた株に出会いました。こちらは鑑賞用に育てられていました。


月下美人が今年2度目の開花!

2021-09-03 00:03:27 | 

 我が家の月下美人(サボテン科クジャクサボテン属)が今年7月1日に続いて2度目の開花を迎えました。初夏から秋にかけてうまく行けば2度咲くこともあるという話は聞いていましたが、我が家でそれが実現するとは嬉しい限りです。何という不思議な花なのでしょうか!一夜限りの名花を楽しむこととしました。〔9月2日(木)〕

↓ 朝から膨らみかけていた蕾が夜の帳の降りる頃に開き始め午後8時半頃には見事に開いた姿を見せてくれました!

↓ 7月には背中合わせの並立した2輪咲きでしたが、今回は上下に並んでの2輪咲きとなりました。

↓ 下に伸びた花もしっかりと見事に咲いてくれました。

↓ 時間の経過とともに花弁がより膨らんで行っています!

↓ 昨年は一輪がやっと咲いてくれた感じでしたが、今年は2度に亘って2輪ずつ開花しました。まだ若い樹ですが、一年の間に体力をつけてくれた賜物かと思います。

↓ 長く突き出した白い雌蕊と黄色の無数の雄蕊が確認できます。開花と共に芳香を放ち始めて、開花中は家の中にその香りが漂い続けます。

↓ 夜半まで膨らみ続けて明朝にはもう萎んでしまいます。咲き誇る花を見ている時間は何と贅沢で貴重な時間かと思います。


自然観察をしながら中国自然歩道を歩く

2021-09-02 00:24:56 | 散歩道

 ここ2~3日うちには秋雨前線が南下してきてまた雨が降るといいます。気温も低下して、もう秋風が吹くこととなるのでしょうか。8月の終わりに夏の感触を味わいながら中国自然歩道を歩いておこうとウォーキングがてら出掛けました。秋近しを感じさせる何かを見付けることが出来そうに思いながらの散策でした。〔8月31日(火)〕

↓ 安佐北区矢口と東区温品を結ぶ峠越えの車道が中国自然歩道に指定されています。

↓ センニチコウ(ヒユ科センニチコウ属)が民家の庭先に咲いていました。名前(千日紅)の通りに花期の長い花です。

↓ 咲いたばかりのキバナコスモス(キク科コスモス属)は実に美しいですね!

↓ 畑には赤紫蘇が見事に育っていました。漬物になるのでしょうか!?

↓ 青々とした山をバックにしてタラノキ(ウコギ科タラノキ属)が満艦飾で咲いていました。

↓ 山野草が端境期でもあり、今日第一の見ものはこの黄金色のタラノキの花でした!

↓ 高い樹の天辺に咲く大きな花を見るにつけ、若芽の頃の小さな芽がこんなに大きな花になるとはと驚いてしまいます。

↓ 菰口集落を抜けたところに延命地蔵が祀られています。

↓ 小さな祠と「延命水」という湧き水の汲み場が祀られています。水汲みに来られる人の姿をよく見掛けます。

↓ 延命地蔵近くから菰口の集落と谷筋の出口の先に聳える阿武山を眺めました。

↓ 集落の民家の入口を満開のヤマハギ(マメ科ハギ属)が彩っていました。

↓ 夕刻になって山間のこの辺りの空はもう曇ってきました。雨を呼びそうな雲行きでした。


青い空、白い雲を追って!

2021-09-01 00:36:24 | 散歩道

 仲々に動きづらい環境の中ながらしまなみ海道を渡って広島から愛媛へ!その環境とは裏腹にこの日の瀬戸内の空は見事にスッキリとした青空で、浮かぶ雲もポカリポカリと可愛いものでした。〔8月29日(月)〕

↓ しまなみ海道に乗って最初のPAの大浜パーキングエリアから渡って来た因島大橋を振り返りました。

↓ 大浜PAから見た因島の大浜集落とその沖合の青い瀬戸内海!

↓ ポカリポカリと浮かぶ雲を追うように因島の島内を疾走中!

↓ 因島から生口島橋を渡ると生口島、広島県最後の島です!

↓ 生口島の東海岸を今治に向けて走行中!

↓ 広島・愛媛の県境の海峡に架かる多々羅大橋、愛媛県側の大三島の上空にも雲が浮かんでいました。

↓ 大三島と伯方島を結ぶ大三島橋、しまなみ海道の橋梁の中で一番最初に開通した橋です。

↓ 伯方島と大島を繋げる伯方・大島大橋です。大島側に待ち受けるのはトンネルの入口です!

↓ 一際規模が大きいのが来島海峡大橋です。3連の吊り橋の総称で、渡り切ると四国です!