世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

アオスジアゲハ

2007-07-16 07:47:39 | 生命

 

以前使ったことのある写真を、ちょっとトリミングしてみました。ランタナの花色が、かすかに翅にはねかえって、とてもきれいです。

半ひきこもり状態の私のフィールドはとてもせまいです。子供の通う幼稚園の周りと、近所の空き地や公園、仕事場の近くの草むら。それくらい。

でも、そんな小さな世界でも、ちょっと奥に入り込むと、すばらしく深い、美しい世界があります。

虫に心寄せることは、疲れた人間にはとてもいいことです。みんな、まるで宝石のように美しいからです。小さくてかわいい。光っている。動いている。どきどきする。ずっと見ていたくなる。

虫は、ほんとにたくさん、人間を助けてくれますよ。生きることの苦しさを、軽くしてくれる。大丈夫だよ、平気だよって、言ってくれるんです。そして、大切なのは、どんな人のところにもきてくれるってこと。

2枚目の写真は、幼稚園の近くのガソリンスタンドに飛んできたものです。たぶん、幼稚園で見つけた、トップの画像の個体と、同じ個体です。なんだかうれしいですね、なじみの友達が、また会いにきてくれたようで。

チョウチョウは神様の手紙。そういうことを、前に言ったことがあります。その手紙にはたぶんこう書いてある。

苦しいけれど、大丈夫だよ。君たちは、やっていけるんだよ。神様は、みんなを愛しているよ。


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