昨日ここに、パウエルFRB新議長の下院での公聴会(議会証言)の発言内容が一般的には無難なものに終わると見られているものの、前日にクォールズFRB副議長が講演で、トランプ政権の大型減税やインフラ投資を評価し、「今後数年の経済成長に相当な勢いを与えるだろう」と、上振れリスクに言及していることから、同じスタンスの発言になる可能性について触れた。
市場が反応し内容がタカ派的と受け止めたのは、公聴会の冒頭 . . . 本文を読む
戻りを鮮明にしているNY株は別として、為替市場も金市場も方向感のない状況に陥っている。為替を中心にカバーするメディア関係者と話していても、材料難という印象。となると、日本時間今夜のパウエルFRB新議長の議会証言への注目度は、手掛かり不足の市場にとって、何か材料となる発言が飛び出すのではないかと、さらに上がることになっているようだ。
日本時間の午後10時半には、証言内容のテキストが公開されること . . . 本文を読む
週明け早々のアジアの時間帯の取引が始まって日本時間の10時過ぎあたりから金市場が動意付き当初は何か起きたかと思って調べた。パプアニューギニアで大地震が起きエクソンモービルがガス関連の設備を閉鎖とかなんとか・・・しかし、WTIも目立った動きもなく、関係ないだろうと。それでも、その後も堅調地合いは続くことになったが、ジワジワとドルが売られドル円も徐々に下値追いに転じ、ユーロドルは上昇となって、結局はド . . . 本文を読む
1月のFOMC議事録要旨は、市場参加者の多くはタカ派的と受け取ったというのが、メディアが報じるところ。実際には、もともと12月より1月の声明文はタカ派的な手が加えられており、議事要旨はその背景を示しただけで、タカ派の度合いが上がったわけではないと思っている。今回の内容だけでは、3回を想定している利上げが4回になるなどとは言えないとうのが当方の解釈。結局、今後の指標次第というイエレン前議長の方針を踏 . . . 本文を読む
注目のFOMC議事録要旨。発表された内容から、ハトだタカだと見方が分かれていたが、もともと前回よりタカ派的な変更に変わった(1月31日発表の)声明文の内容に沿ったものだった。したがって、予想通りの内容でサプライズなし。
内容としては、FRBは国内景気の拡大に自信を深めており、「さらなる斬進的な政策引き締めが適切になる可能性が高まったと、過半数の参加者は指摘した」ということに。
この「さらなる」 . . . 本文を読む
金市場の話で、2017年の中国とインドの需要がプラスになったというデータ。大手の貴金属調査会社トムソン・ロイターGFMSが発表する需給統計、さらに後発のMetals Focusのデータ、それらを利用し独自情報で加工したワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータともに、2017年のインド、中国の金需要はプラスという結果となっている。
年前半が過ぎ、夏から秋口までは確か、全般的にパッとしないと . . . 本文を読む
為替市場も金市場もNYの連休前に見られた流れが続いている。さすがに昨日はNYが不在ということで開いていたロンドンでも目立った動きはなかったが、ドル指数(DXY)は、89.44まで見て89.21で終了していた。
本日は、アジアの時間帯から欧州とドルの戻りが続いており、そこに米長期金利の上昇が重なっている。長期金利は一時2.9261%まであって、日本時間の20時半頃の時点で2.905%。ユーロドル . . . 本文を読む
本日のNYはプレジデンツ・デー(大統領の日)で休み。
ドルの値動きが、金価格に影響を与える展開が続いている。ドル円よりもユーロドルの動きを反映しやすいドル・インデックス(DXY)が先週末16日は上下に振れ、NY金もそれに従うような形で動いた。アジアの時間帯の終盤、金でいうところのロンドンの早朝にDXYは、一時年初来安値更新となる88.25と2014年12月以来の水準まで低下。このタイミングで金は . . . 本文を読む
15日のNY市場で債券相場は弱含み、長期金利は2.909%で終了。先日まで米長期金利の上昇を嫌がっていた株式市場は、金利上昇を跳ね返して上げ幅拡大。一方で、金利上昇を好感するはずのドルが、逆に下落。
15日の引けでユーロドルは1.25ドル台に回復。ドル円の引けは、106.14円。その結果、ドル指数(DXY)の終値は88.57となり終値ベースで直近の下値となっていた2月1日の88.65を下回って . . . 本文を読む
昨日の東京株式市場。午前からドル円の下げが目立ち、午後に入ると(その時は)瞬間的ではあるものの107円を切るなど急動意。下げ足を速める株式市場は、円高を嫌う体質から午後になって下げ足を早め、前日比300円安近くまで下げ、ドル円の動きもいよいよさらに下攻めと思って見ていたら、株式市場で急にまとまった成り行き買いと思しき注文が入り、全般的に戻りに入り流れは逆転。ドル円もドル高方向に反転ということになっ . . . 本文を読む