今回のドバイショックについては、どうもイスラムの休日で実質１０日間ほど休みになることを狙って、国内株式市場などの動揺を防ぐことから発表をその直前の２５日にしたという話があった。外部の当事者にとっては確認しようにも休み。結局、情報が入らないことから市場がもっとも嫌う不確実性の増幅につながり、世界的な“疑心暗鬼の徘徊”ということになったということか。いくつかの海外の報道を読んで、そうだろうなぁ・・・と . . . 本文を読む
NYがサンクスギビング休暇のなか昨夜のヨーロッパ市場が下げに見舞われたことに端を発し、ドバイの債務返済棚上げ問題が、始めチョロチョロという感じが、時間の経過とともに不安心理が高まっている様子。UAE（アラブ首長国連邦）の構成国のドバイ首長国が政府系持ち株会社ドバイワールドとその傘下の不動産ディベロッパー、ナキール社というとNHKが特集を組んで紹介していたので、記憶されている方も多かろう。産油国では . . . 本文を読む
日本時間の先ほど午前８時過ぎからドル円急落。現在８５円２０銭台。８５円割れで、各種仕組み債の条件が次々ヒットされ、悲鳴を上げるところがでそうだ。契約当時はよもや、この水準は・・・ということだったのだろう。アララララ、書いてるうちに８４円台。。国際的不均衡是正やらなんやらで、介入できない日本だが・・・果たして。 . . . 本文を読む
２５日はアジアの午前の時間帯で早々に１１７０ドル台後半まで買い進められ高値を更新したが、これはインドの金融紙Financial Chronicleが流したインド中央銀行による（IMF売却予定の金の）追加購入見通しという観測記事に反応したもの。当然ながら当のインド準備銀行はこの件に関しノーコメント。この段階で価格は１１８０ドル大台突破。その後、IMFがスリランカの中央銀行に１０トンの金を２３日の市場 . . . 本文を読む
さて１週間という未更新記録を作ってしまいましたが、市場は相変わらずの展開。特に金市場はバリバリのブルな展開。市場参加者はバリバリのブルではないだけに、息の長い相場に育ってきた。実態は新規資金の流入持続。欧米メディアでも、これまで金など見向きもしなかった投資家まで積極的な金購入者になっている・・・といった例を挙げて紹介しているほど。長らく付き合ってきた“良識ある人々”の多くが、今やGold bug（ . . . 本文を読む
さて先週末の原稿で書き、本日の住友メールでも触れたのだが、今回の上昇の特徴は、静かな上値追いという点にある。７営業日も連続して史上最高値の更新というと熱狂相場とか過熱相場という連想が働くが、値動きを見るぶんにはそれは当たらない。９月の１０００ドル乗せ以来ここまで、前日比の騰落率で最大のものがインドの買い付けの報道を受けた１１月３日の２．９％という現実がそれを物語る。ヘッジファンドの攻勢に拍車が掛っ . . . 本文を読む
週末の瀬戸内も紅葉が始まっていた。月初に全国的な冷え込みがあったが、あの寒さが良かったらしく、今年の紅葉は“当たり”らしい。写真は広島市内のバスセンター隣（？）にあるパセーラ（基町クレドビル）１１階のセミナー会場から広島城方面をみたもの。写真ではなかなかうまく色が出ないのだが、きれいだった。前半６０分、後半４５分という長丁場のセミナーの休憩時間中に会場の横扉を開け放つとこの景色。参加いただいた方々 . . . 本文を読む
今週に入り金価格の上昇もそろそろ休みといったトーンで１１００ドル超で書いているのだが、本日も日本時間の夕刻、ロンドン入りで過去最高値更新。例えが古すぎて若い人には意味不明かも知れぬが、敢えて書くなら、まるでかつて棒高跳びで一世を風靡したセルゲイ・ブブカのような感じ。チョビチョビ、ジワジワ何度も世界記録を更新していったあの選手。世界陸上（だっけ？）その他のイベントに多額のギャラをもらって出場しては、 . . . 本文を読む
先週末からここに「材料出尽くし」とか「のりしろ」などと書いてきたが、６連騰の金市場もさすがに手掛かり難というか次なる材料が欲しいといったところか。実需なき上昇は短命に終わるといわれながら、１００ドル上昇しここまで来た。「実需」に対する関心はトーンダウンで、強気が増えた。当方としては、むしろ逆にここで改めて実需に気を向けたいと思う。先週のインド準備銀行の２００トンの買いについて書いた際に、「公的購入 . . . 本文を読む
週明けも金価格は高値更新。ここまでで１１１１ドル台というゾロ目の高値。先週のインドの２００トン買いから強気派が急増。その後FOMCで異例の緩和策の継続確認、金曜日の雇用統計は失業率２６年ぶりの悪化の１０．２％、慌てたオバマ政権は追加の経済対策の策定に着手。さらにG２０にて刺激策（各国ともに財政出動）継続の確認、出口戦略は時期尚早との合意・・・・・。これでもか、これでもかというドル安材料のオンパレー . . . 本文を読む
