8月29日のNY金は3営業日ぶりに反発した。
朝方発表された米経済指標が上方修正され、FRBが利下げ幅を拡大するとの観測が後退した。NY金はドルや米国債利回りの上昇に押されて前日比マイナス圏に下げる場面が見られたものの、売りが一巡すると急速に持ち直した。通常取引は、前日比22.50ドル高の2560.30ドルで終了した。
米商務省が発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)改 . . . 本文を読む
8月28日のNY金は続落。米関連で主要な経済指標の発表もなく手掛かり不足の中で28日は、ここまで急速に水準を切り下げて来たドルが、この日は反発したことで、金市場では売りが先行した。通常取引は前日比15.10ドル安の2537.80ドルで終了した。昨年7月下旬以来1年1カ月ぶりの低水準となる100ポイント台半ばまで下げていたドル指数(DXY)が101ポイント台に反発。金市場ではアジア時間から売りが先行 . . . 本文を読む
NY金の高値圏での滞留が続いている。27日は前日比2.30ドル安の小幅反落で2552.90ドルで終了。2550ドルを挟んだレンジ取引だが、前日引値は過去最高値にもかかわらず高値警戒感を感じさせない。27日の上下値幅も20ドル余りで静かな展開で、手掛かりがあればいつでも高値更新につながることを感じさせる展開といえる。
イベントに反応したものでない、マクロ型の高値更新が続きそうだ。
NY金の日々の . . . 本文を読む
週明け8月26日のNY金は続伸した。先週23日の年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が9月利下げを実質的に確約したことに加え、中東情勢を巡る緊張の高まりから相対的に安全資産とされる金には買い優勢の流れが続いた。
NYコメックスの通常取引は前週末比8.90ドル高の2555.20ドルで終了した。終値ベースでの最高値更新となるが、8月に入り6回目となる . . . 本文を読む
先週末8月23日のNY金は3営業日ぶりに反発した。注目のジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀年次経済シンポジウム)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容は、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを確定的なものとするハト派的内容となった。
これを好感したNY金は一時2550ドル超に上昇。通常取引は前日比29.60ドル高の2546.30ドルで終了した。週足では4週続伸ではあ . . . 本文を読む
8月21日のNY金は5営業日ぶりの反落に。
といっても最高値圏にしては前日比3.10ドル安というもので、一時売り圧力が高まったものの下値は限定的で2520ドル台後半まで。押し目買い意欲は旺盛で、終盤に買い戻され通常取引終値は2547.50ドルとなった。この日もドルがユーロや日本円など主要通貨に対し売られ、ドル指数(DXY)は一時100.923まで見て101.039で終了。昨年末12月27日以来の . . . 本文を読む
8月20日のNY市場の金価格は4営業日続伸した。
ドル安と米長期金利の低下が続く中で 水準を切り上げた。米連邦準備理事会(FRB)による9月利上げが確実視される中で、NY時間外のロンドン時間から買い優勢の流れが続き、この時点で2550ドルを超え前日に付けた取引時間中の高値を更新。
NY早朝には2560台乗せとなり、以降はさすがに売り買い交錯状態のもみ合い相場に移行。それでも一時2570.40ド . . . 本文を読む
週明け8月19日のNY市場の金価格は小幅に3営業日続伸した。
NYコメックスの通常取引は前週末比3.50ドル高の2541.30ドルで終了した。NY時間外のアジア早朝に一時2549.90ドルまで買われ、取引時間中および終値ベース双方で過去最高値を更新。
NYの通常取引に入り高値警戒感とみられる売り圧力が高まり、2度にわたり2520ドル台前半まで押し戻されたが、押し目買いも旺盛で終 . . . 本文を読む
前々週は株式、為替市場大荒れの中で利益ねん出の売りが先行していた金市場だが、先週は 8月14日米消費者物価指数(CPI)や15日小売売上高など、注目度の高い経済データが相次いで発表され、いずれも米国経済の安定ぶりを示したことで、金融波乱を背景とした売りは後退した。
一連のデータはインフレ率は米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に向けて緩やかに低下し続けており、一方で個人消費は底堅く推移して . . . 本文を読む
8月7日のNY金は4営業日ぶりに小幅に反発した。通常取引は前日比0.80ドル高の2432.40ドルで終了。主要な経済指標の発表もなく、手掛かり不足の中で、週初の大幅安から前日は反発した株式市場の値動きが注視された。週初にかけて急落していた後で、短期的な戻りを見込んだ買いが先行したが、昨日も書いたように自律反発の域を出ず、いわばひび割れた形の市場の修復には相応の時間を要するとみられる。
実際に7 . . . 本文を読む