タンタンタンと12月31日。薄商いのなかでいまロンドン、NYと金価格は反発で1100ドル超。このまま引けるとすると2009年は25%程度の上昇率になる。30日は再度売り込まれ、クリスマス・バーゲン・セールの売れ残りの年末在庫一掃セールのような様相だったが、薄商いながら下値では買いが見られた。年始初売りセールに突入するのか否か。深押しはないと見ている。
いまモニターで紅白を流したまま、ネットで市況 . . . 本文を読む
クリスマス休暇明けといってもロンドン、シドニーは本日も休み。ETFのNYへの上場見通しから買われたプラチナに連れ高するような先週24日の基調が、本日のNY時間外のアジアの取引時間帯で見られた。NYの中心時間帯入りを待っているかたちだが、為替市場ではユーロが強含みに推移しており1.44ドル台に乗せてきた。12月に入ってからのドルのショートポジションの買い戻しの動きも一巡しており、そろそろというタイミ . . . 本文を読む
ドルの揺り戻しのような足踏み状態の間隙をつくかたちで、金価格は1105ドル台へ。先高期待が高いので押し目買いの意欲は高く、欧米メディアも「クリスマス・セール」なる言葉を使ったりしていた。もちろん1100ドル割れでテクニカル上の弱気見通しも増えており、多少の買いは戻りを示すものとはこの段階では言えない。当方としては終値で1080ドルを維持している相場に弱気見通しはしていない。
11月4日にここに「 . . . 本文を読む
交通が麻痺するような大雪の中で駐米大使が国務省に呼び出されたというニュース、米国側も様々な見地から取った行動だろうが状況からは注目度は増す。こんなことにまでなったのか、マズイなぁ、というのが正直な感想。
このニュース、我らが国の首相の言葉が対米以外に対内的にも?となった。外交上一般的には考えられない事態だからだ。話し合った内容の評価についてのトップの国内発言に、当事者の他国の外務大臣が180度違 . . . 本文を読む
本日は早朝から原稿書きで引き籠り状態だった。昼間は昼食で外に出ただけ。年末進行というものは、スケジュールがどこも同じなので、どうしても締め切りが集中してしまう。そして遅れが出る。筆が乗るまで時間が掛る性質(たち)で、乗れば早いのだが、ならば取り掛りを早くすればいいようなものだが、そうも行かぬ。書きながら考えがまとまるという利点もあるが、時間との勝負となるとやはり表現が雑になったり「てにをは」の誤り . . . 本文を読む
ユーロ、金ともに小動き。小幅上昇。英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国が国家ファンド「中国投資公司(CIC)」に対し追加で2000億㌦の出資をする見込みとのこと。外貨準備が1~9月で3260億㌦増加し2兆2730億㌦となっており、低利の米財務省証券からの段階的分散を繰り返し表明してきた。もともとCICは外貨準備から2000億㌦拠出して2007年に運用を開始したもので、同額を追加するとの事情通 . . . 本文を読む
週末のNY金価格はかろうじて1100ドル超を維持。この日も一時1100ドルを割り込んだ。海外メディアいわく「バーゲンハンティング」だそうな。ドルは引き続き買われ、ユーロはついに1.43まで割りこんで1.4259へ。ドルインデックスまで一時78ポイントに乗せている。インドの宝飾関係の買い引き合いが1100ドル割れであったという話が目を引いた。いずれにしてもドル高のなかで、その流れに引きずり込まれず前 . . . 本文を読む
昨日は早朝4時半からFOMCの結果を見るところから始め、時間の限られた仕事に追われるままに夜は総勢50人ほどの忘年会に突入。レートチエックするたびにユーロも金も下げていた。事後的にこの36時間の市場の流れを見て思うのは、相互作用性という金融経済の特性。
発表当初は影響のなかったFOMCでの決定内容。直前の雇用統計の改善もあり雇用環境の悪化の和らぎを指摘し景気見通しを上方修正した程度で、声明文の文 . . . 本文を読む
ギリシャの格下げに端を発し、さらにスペイン、ポルトガルへの懸念もありユーロ圏でにわかに高まったソブリン・リスクへの関心。考えてみればギリシャ国債のトリプルBプラスはジャンク債まであと3ノッチ(段階)残すのみ。ギリシャなどユーロ参加時に遡り粉飾を疑う声もある。以前と違って自国通貨安という刺激策も取れず、緊縮財政を強いられ、ますますデフレ色が高まることに。そうこうしていると、14日にオーストリアが経営 . . . 本文を読む
いよいよクリスマス前および年末接近のタイミングゆえに、相場の流れが季節要因による手仕舞いに左右される展開なのか環境変化ゆえにもたらされたものなのか分かりづらくなる時間帯に入った。今回は、先々週末の雇用統計に先週末の小売売上高と米国がらみの(予想より)好データが飛び出しただけに尚更ということ。今週はいうまでもなくFOMC。すでに先週のバーナンキ講演で今ある低金利状態の継続は示唆しており、材料となるの . . . 本文を読む