本日は、とり急ぎ市況だけ転載しておきます。
5月29日のNY市場の金価格は小幅で続落となった。NYコメックスの通常取引は前日比3.00ドル安い1256.30ドルで終了した。安値は一時1250.90ドルまで見たが、1250ドル割れは回避された。
昨日書いたように29日の注目材料は、米1-3月期のGDP(国内総生産)の改定値がどの程度下方修正されるのかという点にあった。というのも4月30日 . . . 本文を読む
さて本日は金価格を見る上でも注目点となっていた米1-3月期のGDP改定値。速報値のプラス0.1%からマイナス成長に下方修正されるであろうことは、この1ヵ月間に発表された関連指標からは織り込み済みとなっていた。
問題はどの程度の下方修正になるかという点にあった。市場予想はおおむねマイナス0.5%からマイナス0.6%というもの。昼間の市況のほうに「下方修正の幅が大きくなるようならば、金は反発という . . . 本文を読む
3連休明けのロンドンとNY市場。ウクライナの大統領選挙明けで、一応は目先のイベント通過で売られるのではとしたのだが、昨日のグローベックスでは動きはなく、今日になって売りが目立つ展開となってきた。ここで1275ドル前後のラインあるいは1270ドルを維持できるか否か。取りあえず売られるものの、いずれ買戻しの動きにまた現状復帰と読むが、果たしてどうなるか。
このあたりは週末23日金曜日の17時30分 . . . 本文を読む
金価格の膠着状態が続いている。日頃接触のある記者氏もネタがなく困っている状態だ。貴金属というくくりでは、南アのストが長引いて相応の話題を提供しているプラチナやパラジウムもここに来て取り上げられるのは、ひとえに金市場の動きのなさがある。保有する金ETFを売って株やその他に乗り換える動きは一巡しているし、さりとてショート(空売り)を掛けて・・というほどの材料もなし。静かなのだ。
静かといえば、NY . . . 本文を読む
ちょうど1週間前は、前日に外宮、そして当日に内宮と伊勢参りを済ませたその足で、紀伊半島をJR線で南下。夕刻、午後4時台に新宮で下車し熊野三山のひとつ「速玉大社」にお参り、取って返して、その足で本州最南端、串本で宿泊。
翌日は、天気予報は下り坂でしたが、何とか日が出てホテルから景勝地「橋杭岩」がきれいに見えました。関西地区のメディアに紹介されるなど「鰹茶漬け」で名の知られた店を当地で切り盛りする友 . . . 本文を読む
本日夕刻の時間帯は、ちょうどラジオ日経の「マーケット・トレンド」という生番組に出演だったが、それを終えて自宅に直帰、市場チェックでPCを開き、金市場内の“騒ぎ”に遭遇。
英国の市場監視のFinancial Conduct Authority (FCA)が、英銀バークレイズとその元トレーダーに対し金価格の値決めを利用し問題があったとして制裁金を課したというもの。FT(フィナンシャルタイムズ)はじめ . . . 本文を読む
結論としては日本時間の今朝発表された4月のFOMC議事録にサプライズはなかった。それでも強気の景気判断やゼロ金利解除に向けたFRBスタッフによるunwind(政策の巻き戻し)手段のプレゼンを実施という内容には、現地14時の発表後に急落したのは、これまたコンピューター・プログラムが反応したものだろう。しかし、それも直ぐに買い戻されまたこのところの定位置の1290ドル台に舞い戻った。そう、まさに舞い戻 . . . 本文を読む
さて今夜は4月のFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録要旨の発表が注目材料となっている。FRBの出口戦略とりわけゼロ金利の解除にいたる手立てをどうするか、どのタイミングで実施するのか。実体経済の状況を見ながらの判断となるため、実際には事前に時期の予想は難しい。これまでの政策の逆バージョンゆえに混乱は起こることは覚悟の上で、それをどこまで抑えることができるか。
“混乱”には市場の過剰反応も含まれ . . . 本文を読む
欧州中銀(ECB)が19日発表したところでは、今年の9月26日に5年間の期限が到来する第3次「(金の売却と貸し出しに関する)ワシントン協定」を再延長することで合意したとされる。
1999年9月26日に欧州で始まった5年協定だが、このところ売却に向かうところはほとんどなく、市場に混乱をもたらすような野放図な売却を抑制するという取り決めは、有名無実化してた。リーマンショックやギリシャ危機などを経て、 . . . 本文を読む
快晴の東京から飛行機で大阪に。飛ぶ前から今日は富士山がきれい見えるだろうなぁと期待していた。南東?に少し雲がかかっていたがまずまず。
午後のセミナーは90分の予定が10分オーバー。その後の質疑応答も20分ほど。もちろん主催者側の了解があってのこと。自分の場合、話を進めている最中に関連事項を思い付いたり、あるいはこれも触れておいた方が分かりやすいということが浮かぶと流れのまま話すが、たまに“枝の . . . 本文を読む