本日は午前より都内日本橋にてWGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)主催の「第1回ゴールド・アカデミー」と題した機関投資家を対象にした金のコンファレンスに参加中。こちらは自分の勉強のため。ただし、午後の3つ目のセッションが終わった後の休憩中に残念ながら中座して別のセミナーに。
現在は会場で待機中で、この時間を使い昨夜のNY市場の動きについて簡単に。触れざるをえないでしょう・・・という感じ。
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本日の午後は、都内丸の内にて貴金属販売実務者を対象とした研修会講師で外出。以下、今朝の市況解説を転載しておきます。
11月27日のNY市場の金価格は続落となった。前週末の急騰に対する利益確定の売りが断続的に続く中でNY市場の通常取引開始以降は、時間の経過とともに静かに下げが続く展開となった。NYコメックスの先物価格は前日比7.30ドル安の1742.30ドルで取引を終了した。終値ベースで50日 . . . 本文を読む
感謝祭の休みも通過しクリスマス休暇も迫るなかで、いよいよ「財政の崖」問題の期限を意識せざるを得ないタイミングがやってくる。国民の監視の下で各方面への悪影響を認識するオバマ政権と野党共和党は、早期解決を確認済みではある。どちらも悪者にはなりたくはない。しかし、景気回復にダメージを与えず「均衡のとれた赤字削減」を達成するための各論で意見の相違は依然として大きい。
最大の争点は、富裕層への減税廃止すな . . . 本文を読む
日本が祭日の23日に金価格は急騰となった。22日が感謝祭の休日でNYコメックスも休場。23日は短縮取引で午後12時30分で終了。NY時間外のロンドン入り辺りからジワジワ上げ始めた価格がNYフロア入り後現地10時を過ぎてまとまった買い物に急騰。この1ヵ月以上にわたり抜けそうで抜けなかった50日移動平均線(現在1741ドルに位置する)を超えるとテクニカルの買いを巻き込む形で一気に1750ドル台に駆け上 . . . 本文を読む
先週は岡山に。宿泊したホテル近くの西川沿いにある料理屋に。燗酒に「ままかり」。型が大きいのと、焼いたものに酢をかけた(?)ものが出たので驚いた。地元は違うのだ。「めばる」の煮付けもよかった。ただし、味付けはかなり淡白だった。ついでに鯛の粗炊きも。
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金価格は結局1730ドル前後の価格で感謝祭の休日に入った。休み前の手仕舞い売りに1710ドル台までは試すものの、その水準は拾われることになった。この週末明けの26日月曜日は、20日のユーロ圏財務相会合で見送られたギリシャへの融資について再度集まり話し合うことになった。予断は許さぬが、ドイツが姿勢を軟化させているとの話もあり、話がまとまるようなら(すでに足元で動きが出ているが)ユーロは買われ、金は買 . . . 本文を読む
昨夜のNY市場の金価格は10ドルほど反落となったが、市場内はすでに連休前のポジション調整に入っている。
ヒラリー・クリントン国務長官まで乗り込んで調停にあたる状況の中東情勢なども、材料として影を投げかけるが、基調は休み前の手仕舞いという感じ。今週のNY市場は22日がサンクスギビング(感謝祭)の休日で休みとなるが、翌日の金曜日を休み4連休となる市場参加者は多く、すでに取引も薄くなっている。手仕舞い . . . 本文を読む
衆院選挙を前に日銀の金融政策をめぐる自民党安倍総裁の過激発言が話題だ。真意が伝わっていないということらしいが、言葉通りのことを中央銀行たる日本銀行が受け入れないのは、いまさら言うまでもない。中銀による国債の直接引き受けは法律上できないし、今日の会見で白川総裁が言及したとのことだが、IMFも経済システムが未成熟な新興国にすら忌避行為の最右翼に規定していると。選挙をにらんだ、わかりやすい人気取り政策と . . . 本文を読む
中東情勢はイスラエルがパレスチナのガザ地区への空爆 を継続中。ハマスサイドからの報復攻撃にさらに対抗といういつもの流れ。原油価格が反応しているが、原油の上昇が金をサポートというよりも先行き不穏な地政学的リスクの拡大懸念が心理的に金市場を下支えしている状況。
足元の話題は、16日に「財政の崖」についてオバマ大統領と議会指導部の話し合いが持たれ、双方ともに終了後に「建設的な」話し合いだったとコメント . . . 本文を読む
日本時間の今夜、WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)から7-9月期の需給統計が発表された。
この間の金需要を一言で表すと調整局面の割には、まずまずの需要が確認されたということだろう。2012年7-9月期の平均価格は1652ドルとなったが、これは過去最高値を記録した期間を含む前年同期比でマイナス3%となる。つまり平均価格で見て、ほとんど価格的には変わっていない。この間の需要は1084.6トンと . . . 本文を読む