おおむね1750~1850ドルのレンジで日柄整理に入ったと見られる金相場だが、先週の急落局面の下値を支えたのはアジアを中心にした実需買いとFRBによる先行きの追加緩和策への期待と波乱の持続が予想されるユーロ圏金融状勢だった。週末も触れたがジャクソンホールのバーナンキ講演は微妙なサジ加減で市場に過度の期待も失望も与えず、まさに玉虫色の内容だった。午後2時に8月9日のFOMCの議事録要旨の発表が予定さ . . . 本文を読む
NYの時間帯に入り、発表された7月の米個人消費支出(PCE)が前月比プラス0.8%と予想値のプラス0.5%を上回ったばかりでなく、今年2月以降では最大の伸びとなったことを
ポジティブ・サプライズとしてNY株は急騰。逆に金には売りの口実にされた。足の速い資金に席巻されてから、こうした目先筋の造る流れに沿った展開となっている・・・・といってもわずか数日の話だが。NY時間外で非常に取引の薄い週明けアジ . . . 本文を読む
昨日も書いたが、週末土曜日は大阪でのセミナーだった。始まる前に時間があったので心斎橋筋にある大手地金商系列の店の前まで行った。入り口には「4時間待ち」という札?を表示していた。主に使わなくなった宝飾品やその他金製品の買い取り、金地金や投資用金貨の換金売りへの対応に要する順番待ち時間を指す。開店前から既に行列ができているらしい。整理券が用意されており、受付順に配られるようでその順に対応するので必ずし . . . 本文を読む
27日の仕事に合わせ前日の夕刻に大阪入り。ホテルの部屋で仕事がらみの作業をしたうえで甲子園に。着いた時には試合開始から1時間以上経過しており、3回の逆転劇は見られなかった。まぁ。やむなし。しかし26日の試合はそれ以降も見所があり、甲子園を満喫できた。
終了後、六甲おろしもそこそこに急ぎホテルの部屋に戻り、ジャクソンホールのバーナンキ講演に備えた。。。。
それにしても関西で仕事のあるときには、不 . . . 本文を読む
昨日は午後に大阪に移動。飛行機を使ったが、どうもその後に東京はゲリラ豪雨に襲われたようで、携帯のアラームメールが来て伊丹着後に知った。したがってバーナンキ講演の内容は大阪のホテルの部屋で追い掛けていた。最近まで株が大下がりの中で、微妙なサジ加減をどうするんだろうと思っていたが、内容はほぼ多くが予想したものだった。ただし、9月20日のFOMCを1日加え2日間にしたのが、“技あり&rdqu . . . 本文を読む
昨夜は「夏の終わりの金の話」と題した独自企画のセミナーの2回目(夜の部)だった。参加いただいた皆様ありがとうございました。中には関西方面から車で駆けつけ参加の方も。しかも話してみると大手地金商関西地区特約店のクライアントで、担当者は私もよく知っている人という偶然も。こられた方もその特約店で渡された新聞の切り抜きなど各種資料をファイルにして持参しており、当方が感心したのは特約店サイドが資料配布など熱 . . . 本文を読む
昨夜は東京工業品取引所他3取引所主催(日経、テレビ東京協賛)の夕刻の6時開始の講演会で話をすることになっており、午前の段階で当ブログを更新しようとしたらこちらのシステム上のトラブルから入力できず原稿を抱えたまま一晩過ぎてしまった。その間に金は急落状態に。
以下はその書置きしていた原稿。後に改めて更新予定。
2011年8月24日付け
金市場が警戒した今月2度目と . . . 本文を読む
金ETF(上場投資信託)の最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」が最大の株式ETFの米S&P500種株価指数を時価総額で上回り、ETF全銘柄中でトップにたった。このところの金価格の急騰がもたらした思わぬ1位という感じ。報じられているところでは、19日時点で「SPDRゴールド・シェア」は764億ドル(約5兆8600億円)となる一方、株価急落で節目の1100ポイントに接近しているS&P500種に関連 . . . 本文を読む
週明け早々に金は新高値を更新してきた。本日は先日告知の「夏の終わりの勉強会」昼の部だったが、スポット価格をプロジェクターでライブで見られるようにつないでおいて実施。14時開始、15時に5分休憩を取った時には(日本時間)朝高の後の押し目からの戻り符丁。16時過ぎの終了時には1890ドル突破で高値更新という中でのセミナーとなった。参加いただいた皆様ありがとうございました。
先週末のN . . . 本文を読む
一昨日から大気がガラッと入れ替わった関東地区(他も?)。今日の東京は昼間でも21℃とかで、確かに軽装では肌寒かった。早いもので8月も最終コーナーに入る。「夏の終わりの勉強会」の昼の部が明日開催となります。気候は「夏の終わり」らしくなったが、金市場のほうはヒートアップ。先週は週足で109.6ドル高と01年5月以降の上昇トレンドの中で最大。最大振幅も150.6ドルと最大。大きな相場であることは、ここま . . . 本文を読む