昨日はここに、「上海G20」について、「金融政策のみならず財政政策から構造改革まで『政策の総動員』をうたっている。So what?」、それがなんなのさ?と書いた。結局、ビフォー、アフターという意味で変わり映えはせず、「不安定な市場環境は続きそうだ」とした。週明けの本日、外資系金融機関やその他のリポートも目にしたが、声明文も直近のG20とG7を合算したものと大差ないというのが、集約的な受け止め方の . . . 本文を読む
昨日は京都駅近くの公共施設「キャンパスプラザ京都」にて、日本FP協会京都支部主催の「継続研修会」の講師で日米欧の金融政策と関連する市場の動きを2時間、時事的要素を盛り込みながら話をさせてもらった。参加者は120名強だったが、皆さん熱心でそれがこちらにも伝わるものだから、当方も話に熱が入った。終了は17時15分。その後、京都駅ビル7階にある(伊勢丹内)店に移動し、有志による40人規模の懇親会に当方 . . . 本文を読む
昨日は6%以上の下げで一部で不安視された上海株は本日は自律反発を見せることなく、一応下げ止まりという状況。昨日のNY午後に原油が急反発してつれて株も戻りプラス圏に浮上して終了となったが、その背景が3月にサウジ、ロシアという先日の面子でまた生産凍結の会合を開くというもの。ニュースソースがロシアのエネルギー相というものとベネズエラというものとがあったが、どちらにしてもこの話で原油が反発という不思議な . . . 本文を読む
昨夜はロンドン時間から金の上昇に力強さが出て来たので、その後も断続的に相場の推移を見ていた。アジアの時間帯から原油が下げていたこともあったのだろう欧州株が総崩れ状態で、その中で金市場は買いが先行していた。このところNYの時間帯に入るとおおむね出鼻に買いに入るところがあるようで上抜けることが多く、そう思っていたらやはりそのような動きとなった。今夜、1250ドル抜けるかな?という感触。
NY株もダ . . . 本文を読む
日替わりメニューのようにリスク・オン(リスクテイク姿勢)とリスク・オフ(リスク回避姿勢)が繰り返されている金融市場。何だかんだオン・オフの理由づけはされるのだが、実態は株式市場も為替市場も方向感をなくしているだけのように見える。株の方は世界各国ともに年始からの急落の後だけに戻りに期待がかかっているが、業績面でも陰りが出てきているので、警戒感が先行し戻り売りに頭を押さえられる中でなんとか足元の水準 . . . 本文を読む
毎日金市場を見るにあたり重要であろうと思われるデータを自分自身で入力を始めて15年が経過している。・・・・で今朝も同じようにチェックしていて金ETFの最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」の数字が752.29トンとなっているのを見て驚いた。というのも手元にある週末19日のデータが713.63トンとなっており、なんと1日で38トン強、正確には38.66トン増えていたからだ。間違いではないかと、何度か . . . 本文を読む
昨日の土曜日は午後13時から大阪本町にてセミナー。終了予定14時30分のところ、自分の後も無いようだったので質疑を含め20分ほど延長。その時間帯は、特に風雨も強くなかったのですが、爆弾低気圧襲来という天気予報が気になるものの、寄りたいところがあったのでそちらに。それでも天候が気になり羽田行のJAL便の予約前倒し変更も考え伊丹(大阪空港)に向かっていたところに、スマホにメール。大阪はたいしたことは . . . 本文を読む
1200ドルを維持した金は、やはり上値追いの動きを見せ始めた。今夜のNYで1250を上抜くと面白くなりそうだ。
ここにきて金市場へのノイズのレベルが上がってきているように思われる。要は関心が高まっている。急伸しても切り上げた水準を維持できず急反落というパターンを想定して見ているものの、しぶとく張り付いている状況が、外から見ていて何か金市場では起きているのか?と思わせるのだろう。確かに変化は起き . . . 本文を読む
原油の4ヵ国生産リミット合意は、イランがこの話を「支持した」と伝えられ、イランの事情を汲んだ話し合いだったという部分で、どの程度イラン側の事情を汲んだのかイランがどの程度この合意に加わるのかなど不明のまま、前向きの動きが出たことを、とにかく評価・・・というような状況。イランが話し合いを支持したのは事実で、その部分は評価という意味不明の内容。もっとも、価格上昇を望まない生産者はいないわけで・・・。 . . . 本文を読む
カタールのドーハでのサウジとロシア、ベネズエラ、カタールの生産調整の合意。2週間ほど前からサウジとロシアの話し合いが持たれる、否、持たれないと市場の憶測が流れるたびにショート(売り建て)が膨らんでいる原油市場では、その買戻しに価格が反発しては下げ、反発しては下げということになっていた。
背景には、IMF(国際通貨基金)管理下入り、すなわちデフォルト(債務不履行)が懸念されているベネズエラの石油 . . . 本文を読む