昨日、今日と自宅の机周りの片づけや新聞の整理をしたり諸々で時間が過ぎてしまった。3カ月分くらいの新聞を捨てる作業も、何となく目を通してしまい、今更ながら切り抜きなどしてしまうので時間が掛ってしまう。後で読もうと切り取った記事も果たして読むのか否か。片付けをしていたらある経済誌(別に隠す必要もないので書くとエコノミスト)の見出しに「そぉかぁ~~」と妙に納得。5月1、8合併号の表紙タイトルが“世界経済 . . . 本文を読む
米11月の新築一戸建て販売件数が前月比9%マイナスの年率換算で64万7千戸。前年比で34%と17年ぶりの大幅な落ち込み。予想値は71万5千戸あたりとなっていた。悪いであろうとは思われていたが、それを大きく上回ったことでドルが売られ、金が買われる展開。「ECBは広範なインフレ率の上昇を防ぐために行動するのをためらわない」というECBのシュタルク理事の発言が伝わり、ユーロをサポートしたこと、さらにパキ . . . 本文を読む
本日は夕刻5時からの日経CNBCの市況番組で話をさせてもらった。時間は5分30秒だが、前が少し押した関係で実質的に5分間。本年最後の放送ということで、金市場の今年の総括と来年の価格展望。この翌年の見通しは、値位置が上がるに従いどんどん難しくなっている。番組のディレクターはどうしても具体的な予想数字を欲しがるのは理解できるが、“振れ”が大きい相場になるのは必然で、それをレンジで示すと780~1000 . . . 本文を読む
いやはや、というと昨日の表題だが、本日も昼間は資料整理やら何やらで時間が経過し、書かねばならぬ原稿の着手が遅れ書き上げたのが、先ほど。午後9時半を回っていた。金価格の足元の堅調展開を“わかりやすく”と思って書き始めたが、これがなかなか難しい。文字数だけがやたらに膨らんでしまった。
ところで金ETFのこのところの残高の推移をまとめてみたが、9月が75.27トン、10月が25.57トン、11月6.4 . . . 本文を読む
「2008年世界恐慌(米・中経済が牽引する成長の終焉)」。今朝の新聞広告でみた週刊エコノミストの特集がこれ。以前に比べるとセンセーショナルな見出しが増えたこの雑誌だが、おそらく企画は3~4週間前に立てたのではなかろうか。原稿の執筆依頼から入稿、ゲラのチェックと進む間に、大揺れの金融市場では中東、アジアの政府系ファンドが膿を出そうともがき苦しむ米欧の大手金融機関に次々と手を差し伸べるという事態が進展 . . . 本文を読む
所用があってお昼に早稲田にいった。馬場下町の交差点のところにある穴八幡(宮)に人出が。冬至から節分の間に毎日配布(?)される「一陽來復」(福ではないのですねぇ)の縁起物のお札を得ようとする参拝者の列だった。「一陽來復については聞いたことがある」程度の知識しかない当方は、興味本位で行ってみた。人混みの中を石段を上まであがって驚いたのは、境内が予想以上に広いのと社がりっぱだったこと。「一陽來復」の謂れ . . . 本文を読む
週末の海外市場で流れた世界第3位の金鉱会社南アのアングロ・ゴールド・アシャンティが鉱山ヘッジのすべてを外すというニュース。真偽のほどは不明だが、9月にオーストラリア出身の新CEOに代わっているが、11月1日付でロイターがこのCEO(Mark Cutifani)のインタビュー記事を流していたのを覚えている。その際には約330トンほどある残を軽くする(減らす)意向だと伝えられていた。当の本人は現在オー . . . 本文を読む
昨日の続きになるが、またWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が報じるところによるとメリル・リンチにシンガポールの政府系投資ファンド(Temasek)が50億ドル(約5600億円)の出資を検討中とのこと。政府系ファンドのバーゲンハントが続いているわけ。日本時間の昨夜は「(サブプライム関連商品の処理で)傷んだバランスシートの回復が急務」、「損失開示と早期償却が必要、そのために資本を積み増す必要が . . . 本文を読む
金市場も欧米はクリスマス休戦モード。日本時間の昨夜発表されたモルガン・スタンレーに対する中国政府系ファンド「中国投資公司」の50億ドルの出資の話。シティに対するアブダビ投資庁(75億ドル)、UBSへのシンガポール政府投資公社(110億スイスフラン)に次ぐもの。FRB始め中銀が国際的スクラムを組んで乗り出し、一応銀行間の流動性は落ち着きを見せ始めている。しかし、これでサブプライム問題が解決するかとい . . . 本文を読む
さて、夜遅くまでの外出続きで3日間更新が滞ってしまった。先週は米国の生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)と市場予想を上回る高い数字が出たことでインフレ懸念が、“またまた”高まり波乱局面へ。インフレに強いとされる金は逆に売られるのは、これでFRBの連続利下げ見通しが後退してドルが買い戻されたことによるが、こうした公表されるデータに左右されてクルクル変わる展開はこれからも続くことになる。 . . . 本文を読む