週明け8月28日のNY金は3営業日ぶりの反発だった。前週末同様に米長期金利の上昇が一服し、NY時間には低下。8月に入って以降続いていた利回り上昇も、一巡感が出て金市場は買戻しの動きに。NYコメックスの通常取引は前週末比6.90ドル高の1946.80ドルで終了した。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は25日の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、追加利上げが必要に . . . 本文を読む
先週のNY金は、週初に1913.00ドルと7月6日以来約1カ月半ぶりの安値を付けたものの、安値拾いの買いが見られ週後半には反発となった。25日のNY金の終値は1939.90ドルで週足は23.40ドル、1.22%高となり4週ぶりの上昇となった。
24日から3日間の日程で予定されていた、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる金融シンポジウム(通称ジャクソンホール会議)では週末25 . . . 本文を読む
一昨日、22日はラジオNIKKEI「マーケットトレンドDX」にスタジオ出演
買い残整理が大きく進展しているNY金と8月に急伸した米長期金利について、大橋ひろこ嬢との掛け合いにて。
内容は以下のURLで聴いていただけます。
ゲスト:亀井幸一郎さん(金融貴金属アナリスト)(2023年8月22日放送)|ポッドキャスト|マーケット・トレンドDX|マネー・投資|ラジ . . . 本文を読む
8月22日のNY金は3営業日続伸した。米長期金利の上昇が一服し、8月に入り前週末までに4.5%の下落と、大きく売り込まれていたことから値ごろ感からの買いが続いた。
一方で、ドルが主要通貨に対し底堅く推移したことでドル指数(DXY)が上昇。一時103.716と6月12日来2カ月ぶりの高値水準に上昇したことに金は上値を抑えられ、小幅な上昇にとどまった。NYコメックスの通常取引は、前日比3.0ドル高の . . . 本文を読む
週明け8月21日のNY金は続伸。米長期金利が連日上昇する中で金は9営業日続落となるなど8月に入って以降、前週末までに4.6%水準を切り下げていただけに安値拾いの買いが入った。
主な経済指標の発表のない中で週明けも米長期金利の上昇が続き、指標となる米10年債利回りは一時4.355%と2007年11月以来15年9か月ぶりの高水準を付け、4.336%で終了。逆の表現をするなら、価格は約 . . . 本文を読む
週末8月18日のNY金は10営業日ぶりの反発に。
前日までの9営業日続落は2017年3月10日まで続いた続落に並ぶもので、今回はこの間に60.90ドル、3%の下げとなっていた。主要な経済指標の発表のない中で、米長期債への売りが一服し、利回り上昇も止まり、さすがに金市場でも買戻しの動きが出ることになった。しかし上値は重く、NY時間外の早朝および通常取引入り後の午前の中ごろに買い優勢に転じたものの1 . . . 本文を読む
8月17日のNY金は9営業日続落となった。2017年3月10日までの9営業日続落以来のことで、最長記録となる。先週来金市場の売り手掛かりとされている米長期金利の上昇がこの日も続き、金市場では下値追いの流れが続いた。NYコメックスの通常取引は、前日比13.10ドル安の1915.20ドルで終了した。
NY時間の午前に売られ過ぎ感から押し目買いにプラス圏に入ったものの、長期債を中心とした米債利回りの上 . . . 本文を読む
NY金は8月15日7営業日続落となった。NYコメックスの通常取引は前日比8.80ドル安の1935.20ドルで終了。7月10日以来約1カ月ぶりの安値水準ということに。
米国景気の底堅さを示す指標の発表を受け米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方から、米国債が売られ利回りが上昇。金市場では売り優勢の流れが続いた。
このところの続落の背景は、好調な米景気を受け . . . 本文を読む
8月8日のNY金は続落。米国で一部中小銀行の格付けが引き下げられ米地銀の経営不透明感が再燃したことに加え、7月の中国の貿易統計にて同国の輸出入がともに2桁の落ち込みとなったことを受け、リスクオフでドルが全面高となり、金市場は売り優勢の流れとなった。NY金は1959.90ドルで終了。
中国税関総署が8日発表した7月の貿易統計によると、輸出は前年比14.5%減少、輸入は同12.4%減少した。いずれ . . . 本文を読む
米国指標という点で先週はイベント週だったが、インフレも雇用も鈍化は確かだが細目で熱が宿り、FRBの利上げサイクルの打ち止め感が出ないまま時間が経過している。
今週は10日の7月米CPI(消費者物価指数)が市場の焦点となっている。中古車が下がっていたり、家賃も下がっているようで、引き続き鈍化を予想しているがどうなるか。
週明け8月7日のNY金価格は反落した。7月の米雇用統計の内 . . . 本文を読む