報道に詳しいがハリケーン「カトリーナ」は警戒はしていたものの、被害は予想を遥かに超える規模に。復旧にかなりの時間と予算を要するということで、景気や連邦政府の財政にまで影響が及びそうな雲行きになってきた。原油やガソリン価格の上昇は、この場合一過性の要因が新たに乗ったということなので、その辺りの見極めが必要になる。それにしても昨年末の大津波にしても今回のハリケーンにしても天変地異が続く。日本はやはり地 . . . 本文を読む
(01:20)いまレートを確認したらWTI原油は、なんと市場取引で70ドルを突破している。数時間前に書いたことが、早くも現実化しているのだが、さてどこまで行くか見もの。ハリケーン「カトリーナ」は被害が拡大しているようで、やはり保険株も売られている。それと金市場には、やっと待っていた急落場面が到来した。このままで、どうするつもりなんだよ?と思っていたが、やって来ました下げ相場。どんどん売りなさい、売 . . . 本文を読む
(17:45)さてハリケーンにしろ何にしろ、イベント含みで上値にトライし、突破したWTI原油。いまでは一般紙も大見出しで取り上げるほどの「事件」になってきた。チャートの形としては日足が上ヒゲの長い形になったことで、70ドル超の価格をどれだけの時間を掛けて、地相場(通常のペースでも70ドル台維持)として織り込めるのか、また織り込めないのかが目先の焦点になった。こうした形で当面の天井打ちということは、 . . . 本文を読む
(8:45)フロリダからメキシコ湾へ抜けルイジアナを目指し猛進するハリケーン「カトリーナ」でWTI原油は時間外取引で70ドル突破。危険度ランク5(最高ランク)で、なんと風速70メートルと伝えられている。ルイジアナでは47万人に避難命令。地球温暖化の影響と見られるハリケーンの大型化が評判になって久しく、この規模のものは以前もあったが、今回注目されているのは(言うまでもなく)原油価格が新高値圏にあると . . . 本文を読む
「国債は市場原理によって発行されるのではなく政治の圧力によって発行されるのだ」。郵政民営化法案が想定する「貯金銀行が国の支配下にあれば利用されないはずはない。しかも国債の信用が低下するほど貯蓄銀行への期待は高まるだろう」。
本日の日経朝刊の「視点」面にあるコラム「中外時評」からの抜粋である。この欄は必ず目を通すが、毎回読んでいるわけではない。見出しだけで本文を読まないときもある。逆にクリッピング . . . 本文を読む
日本時間の昨晩行われたカンザス連銀主催のシンポジウムでのグリーンスパン議長のスピーチ。本日の日経朝刊は国際2面(P11)で「米経済、原油高を克服」と報じている。一方同じスピーチをWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)は、“Greenspan Warns on Dangers Of Growing Acceptance of Risk(グリーンスパン、リスク許容拡大の危険性に警告)”とする。公表 . . . 本文を読む
14時に電話取材あり。最近は問い合わせが増えてきた。エネルギー関連が派手な値動きをしているので金市場にも感心が高まっているのだろう。一般にはインフレ懸念ということが浮かぶようだ。まぁ当方は金市場を中心軸に各方面をみているが、この秋のイベント予定を考えると材料は豊富だと改めて感じる。
昨夜はGM(ゼネラル・モーターズ)のニュースに「やはり、そうか・・・」と。7月末に実施は9月6日までとし新販売戦略 . . . 本文を読む
原油価格がまた新値更新。先日、東京海上日動火災の新商品が、エネルギー・穀物関連の指数に連動する仕組債と関連銘柄を組み入れる投信というニュースリリースの話をした。こうした一般の資金をさらに取り込む形で展開する原油相場は、まだ上がるし、上昇自体が構造的なものとして正当化されやがてバブル化するとしたが、果たして目立った調整のないまま新値街道をひた走っている。ガソリン価格の上昇は、マネーゲームのみに原因が . . . 本文を読む
マンションブームに陰りが出ているのかも知れないね・・・とウォール・ストリート・ジャーナル(2005.08.23ネット版)は伝える。たしか以前、このところマンションの値上がりが目立っていると書いたが、日本時間の昨晩発表された7月の米中古住宅販売全体のデータは前月比マイナス2.6%。過去18ヵ月で最大の落込みだという。なんのなんの、それでも年率換算した販売戸数は716万戸で上から数えて3番目という高水 . . . 本文を読む
昨日の夕刻は、日経CNBCの生番組出演だった。テーマは「金市場、本格上昇入りか?」というもの。構成段階では内容盛りだくさんで時間が心配されたが、最近の市場環境の説明と今後の注目点の一部を削ったことで、丁度6分35秒ぴったり過不足なしで終了。
まぁ最近の値動きを本格上昇入りかと問われると、「上昇トレンドの確認という位置づけ」となる。現在の金市場は一言で表わすと「構造的な上昇環境に入っている」という . . . 本文を読む