金のドル建て価格が、先週の降ってわいたような安値から“疑いの中で”ジワジワと水準を切り上げている。先日当面のコア・レンジを1350~1450ドルとし、下振れ、上振れそれぞれの材料を挙げて1280~1520ドルという範囲の想定をした。足元で早くも1450ドルに接近しているが、これが抜けると動きが加速する可能性がある。逆に上回れないようだと下げを見る。日曜日の「金を考える3時間セミナー」にて、1321 . . . 本文を読む
じつはネットで自分に関連するものなど検索したりはしないのだが、先日、受けたセミナーの会場を控えていなかったので、ネットで検索しようとしたときに出くわしたのが、「SPYSEE」なるサイトで自分の名前と経歴とかが載っているではないか。そこに亀井幸一郎とつながりの強い人とか交友の相関図のようなものがあって、目が点になった。なんじゃ!?これゃ!!!!!と。
そこに出ている人々は、知らない人がほとんどで。 . . . 本文を読む
昨日のニュースで目を引いたのは、フィッチ・レーティングスが英国債を1段階引き下げダブルAにしたニュース。「向こう数年間で経済が持続可能な成長軌道に乗るか不透明」とした。英国は中央銀行(BOE)が積極的な量的緩和策をやる一方で、政府は緊縮財政に舵を切り、大学の授業料大幅値上げで昨年は学生のストなども頻発していたハズ。
フィッチは、ユーロ圏の緊縮財政について{(削減目標を)より実態に近く合理的な水準 . . . 本文を読む
究極のバブル「金」を語る3時間セミナーに参加いただいた皆様寒い中ありがとうございました。募集枠満席の開催となりました。中には山口、徳島、富山、宮城と遠方から参加いただい方もいらっしゃり感謝です。3時間でもやや時間が足りないという感触は事前にあったものの、やはりそういうことでした。会場の設定もJRお茶の水駅から至便の「ソラシティ」ということと、外にはニコライ堂が見えるロケーション。
本日も取りあげ . . . 本文を読む
本日は夕刻17時からの日経CNBCテレビの生番組「デリバティブ・ワールド」に出演。タイトルは「弱気一色!金相場」というもので、先方のディレクターがつけたもの。ここまでの金価格の上昇の背景だった環境に変化の兆しが現れ、先読みしたファンドの動きが作った人工的な雪崩が連鎖している間に本格的なそれに発展という構成。
レンジの下割れがセンチメントの悪化を招くが、そもそもこの場合の「センチメント」とは人間 . . . 本文を読む
金ETFの残高の減少が止まらない。最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」は今週も15日(月)4.22トン、16日(火)8.42トンと減少が止まらない。15日の4トン強でも金額に直すと1億8800万ドル(約180億円)と聞くと驚く方も多かろう。また、ETFの減少と聞くとヘッジファンドの売りを連想するが、米国ではETFも種類が豊富で株式よりもETFへの投資の方がむしろ人気が高かったりする。したがって個 . . . 本文を読む
さて需給も金融環境も何も問答無用の力技の下げ相場にやっと3日目にして自律反発らしき動きが出てきた。本日のNY通常取引は、上昇でスタート。one-wayのdive相場から、相場のリズムが戻りつつある。もちろん油断はできないのだが。。。しかし、この2日間のような下げ方をするとさすがにその異常ぶりが他の市場でも気になるようで、コモディティ全般は引きずられるように原油まで下げ、株式市場まで不安がる始末。 . . . 本文を読む
何かのサプライズに反応したわけでもなく、複合要因で拮抗していた市場センチメントのバランスが、4月12日NYの午前10時過ぎのまとまった売り物に節目を破られることで暴落相場となった。下げ局面で見られる買戻し(ショート・カバー)による戻りも、売り仕掛けの機会とされ、一気に値を消し次のプログラムをヒット。後はこの繰り返し。
FOMCごとに繰り返される量的緩和策の規模縮小・停止の論議。その中で続いてい . . . 本文を読む
FOMC議事録公表というイベントに乗じるかたちで売り攻勢を掛けたファンド。救済策が想定以上にコストがかかることが判明しつつあるキプロスで出てきた金売却案。金の下げ幅は拡大。昨日の上昇は、この10日の急落に対する自律反発的な戻りで、中身はショートカバーと見られた。1550ドル割れ回避。この辺りはここ2日間の市況で書いたもの。投資マネーの流出は、ETFの解約が止まらないことからも明らか。で今夜は再び売 . . . 本文を読む
本日の金市場の関心事は、3月19-20日に開かれたFOMCの議事録要旨。発表の予定は現地時間10日の午後2時だった。日本時間だと11日の午前3時となる。ところが日本時間のさきほど午後10時(現地午前9時)に突如として発表された。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、現地14時の発表前に米議会スタッフや貿易関連組織など一部の定期配信先に、誤って配信したため、急遽早めたようだ。それにしても、珍しい . . . 本文を読む