今日の話題は、何といっても日本時間の午前10時からライブ配信された、米大統領選第1回討論会だろう。他にやることがあったので、録画した上で午後一ですべて見たが、討論会の体を成していないというのが率直な感想。トランプ大統領が相手の発言に割って入るであろうことは、多くの人が予想していたろうが、その通りだった。どちらかというとトランプ寄りの司会者からの質問もまともに答えず、問いかけに対する返答が問いに答え . . . 本文を読む
昨日の後半の続きと本日のラジオNIKKEIでも取り上げた政治リスクについて続けると、今回発生した連邦最高裁の判事の欠員は、何ゆえ、このタイミングと言いたくなるような出来事といえる。いうならば「歴史のあや」ということだろう。
報じられているように連邦最高裁の判事は、終身制で辞任するか死亡以外は弾劾があるだけで、長く職につくことになる。大統領が指名し上院の司法委員会を経て、本会議での指名承認採決とい . . . 本文を読む
株価急落のリスクオフ・センチメント拡大の中でドルが対ユーロで買われドル指数(DXY)が94ポイント台後半に切り上げた先週。NY金は結局、5営業日中4営業日で下落となり週間ベースでは4.9%の下げに見舞われた。株価暴落環境で(売りたいものでなく)売れるものを売るキャッシュアウト(現金化)の嵐が吹き荒れた今年3月13日の週以来の下げ率となるもの。
ドル指数に沿ったファンドのAIロボット・トレードの売り . . . 本文を読む
1.610ドルと7月27日以来の水準まで落ちたユーロ売りに加え、ドル円まで買われた(円安)ことで、ドル指数(DXY)が94ポイント台の半ばまで急騰。この3営業日ほどで一気に水準を切り上げでおり、金市場では売りが広がった。報じられているように23日のNYコメックスの通常取引は、前日比39.20ドル安の1868.40ドルで終了。心理的な節目となる1900ドルを終値ベースで下回るのは、7月24日以来のこ . . . 本文を読む
日本が連休中の先週末から週明け21日にかけて、欧米株式市場が急落状態となったことをきっかけに、リスクオフの(対ユーロを中心とする)ドル買い(ユーロドル売り)が進み、金市場は売り優勢の流れが生まれることになった。週明け21日の金市場は前週末比51.50ドル安の1910.60ドルで取引を終えたが、終値ベースでは7月24日以来の安値だった。また取引時間中に一時1885.40ドルまで売られたが、これは8月 . . . 本文を読む
想定内の内容にとどまった米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えて、目先の材料出尽くし感が指摘できる状況にある。現在の金市場は、マクロの超緩和環境が今後数年は続く見込み以外、方向性を見出す手掛かり難に陥っている。ここまで幅広い資金を集めて上昇を続けてきたアップルやフェイスブック、アマゾンなどハイテク株に高値警戒感から売りが広がり、株式市場全般が不安定な動きが目立っていることも、金市場では逆に上値の重 . . . 本文を読む
日本時間の本日早朝に発表されたFOMCの結果は、「フォワードガイダンスの導入をした」とされる23年末までのゼロ金利策の維持を確約したものの、結局、株式市場を中心に織り込み済みと判断され材料にならなかった。あるいは、織り込み済みゆえに、イベント通過で材料出尽くしということになった。ここに「肩透かし」になるかもとしたが、結果的にはそういうことになった。ただし、想定の範囲内ということになる。
昨日は、 . . . 本文を読む
さてFOMCだが、やはり8月27日のジャクソンホールWeb講演時のパウエル議長による臨時会合の発表が行われたことで、無風で終わるという見立てが多い。それでも、緩和バイアスが掛かっているのは間違いないので、ハト派声明や議長発言が飛び出すのではとの思惑が根強く、昨日のような流れでNY金は買いが先行している。もっとも、昨日はNYの昼前にファンドのポジション調整のような売り物が出て、上げ幅を一気に削ること . . . 本文を読む
今週のイベントは本日から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)だが、政策内容についてはほぼ織り込み済みとなっている。というのも8月27日に予定されていたジャクソンホール経済シンポジウムで予定されていたパウエルFRB議長の講演だったが、最初の発言が臨時のFOMCを開いたとして、その内容を発表するという意表を突くものだったことによる。
議長はそのまま、既に報じられているように、最大雇用の確保と目標イン . . . 本文を読む
本日は先ほどまでライブで本日から始まった「ゴールド&プラチナカンファレンス」のオープニング・セッションに登場。いま終了後に更新しようとしているところ。内容は、YOU Tubeでも流れるので、興味のある方はそちらでもチェックしてください。
先々週かな、ここに張り付けましたが、以下のイベントです。
https://goldfes.jp/
次回の当方の登場は19日17時からのライブ・セッショ . . . 本文を読む