まずドル建て金価格の話。ここまでの経過は、やはり高値を取ってきた。昨年12月の過去高値示現後3回目のトライで一応戻り高値クリア。金ETFはまた6トン強増えこれで4日間で19トン弱増えたことになる。19トンとサラッと書くのだが、これは金市場にとっては大きな動き。今週取り上げた話にIMFがここまで5.6トン売却というものがあったが、それ以上のものが1日で増えているわけだ。
昨日書いたように、カネ余り . . . 本文を読む
今シーズン初めて神宮球場に行ってきた。言うまでもなく東京ヤクルト対阪神タイガースの試合。前日は阪神が大勝したので、ピッチャーのいいヤクルトのことゆえ、そうそう勝てるもんでもないだろう・・・・と思っていた。
試合は阪神先発の上園の調子がイマイチ。コントロールが定まらずボール球がはっきりしていた。城島との息も合っていないように見えた。先制点はヤクルト側。2回の裏に3店奪取。5回にも1点追加。前夜の“ . . . 本文を読む
S&Pは続いてスペインの長期信用格付けを「AA+」から「AA」に格下げし見通しも「ネガティブ(引き下げ方向)」に。金市場には「Flight to Quality」の流れから引き続き資金流入。さすがに1170ドル台では売り物多く押し下げられるも、しっかりとした動き。ゴールドマン騒動で間接的に注目を集める“渦中”の金ETF(SPDRゴールド・シェア)は28日も6トン残を伸ばし、今週に入り連日の増加で合 . . . 本文を読む
報じられているように米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ギリシャとポルトガルの長期債を大幅に引き下げたことから、ユーロは急落し欧米を中心に株式市場も大幅安となった。ユーロ圏を中心に激震が走るかたちで、欧米を中心に株式市場は軒並み大幅安に。この中で「Flight to Quality(質への逃避)」から金が買われ急騰、NY時間外で1170ドル台に乗せ年初来高値を更新。これが先日書 . . . 本文を読む
昨日、金ETFと公的購入ということでロシアを取り上げたが、タイミング良く動きがあった。
SEC(米証券取引委員会)によるゴールドマン訴追で注目度が急上昇した金ETF「SPDRゴールド・シェア」だが、週明け26日には6トン余り残高が増え1146.22トンと過去最高の残高となった。4月に入ってここまで約17トンの増加となっている。足元の価格水準は、昨年11月から12月初めにかけてインド準備銀行の買いを . . . 本文を読む
先週末のギリシャ支援着手決定のユーロ上昇に乗じた金価格の上昇。もっぱらショートカバーと見られる買いが背景と見られる。動向が注目される金ETF「SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア」だが、2月中旬に明らかになった大株主の異動では、新たに中国のソブリン・ファンドCIC(中国投資公司)の名前が登場し話題となった。その保有株数は145万株。1株=10分の1オンスゆえに重量換算で14万5000オンス、約4 . . . 本文を読む
昨日、今日と東京にいて家で新聞読んだり、録画して放置していたTV番組をみたり、本屋に行ったりと・・・・・。コメント欄にデリバティブの残高についての話があったが、いわゆる想定元本ということでBIS(国際決済銀行)が半年から1年遅れ位で出しているデータでは、日本円にして6京円などという数字とされているはず。京は「ケイ」と読んで兆の上の位・・・・念のため。オフ・バランスなどはっきりいって闇のなか。今回の . . . 本文を読む
ギリシャは結局IMFに泣きついた。落ち着くところに落ち着いたという感じ。やはり選挙を控えているドイツは国民向けに“助けないとユーロ崩壊の危機”という大義名分が欲しいわけで、目先のハードルは各国での2国間融資の承認手続きとなる。5月に来る償還を乗り切る資金準備はできるものの、その際の借入条件がどうなるか。さらにこれでポルトガル、スペインへの“伝染”を防ぐことができるのか。ユーロ圏になかったいわば“互 . . . 本文を読む
EU(欧州連合)の統計局にあたるユーロスタットが発表した09年のギリシャの財政赤字の規模が同国の見積もりのGDP比12.7%を上回る13.6%になったことから、またまたまたギリシャ債が売られることに。5年債のCDS(保証料)は最高水準の5.5%に。1000万ドルの保証に55万ドル必要。例によってドイツ国債との利回りも開いている。ユーロが売られ、金にも売りものが。
今夜は米3月の中古住宅販売件数の . . . 本文を読む
SECによるゴールドマンの訴追。金融規制法案の上院での本格的な審議が始まるタイミングでもあり、政治的な背景が推測されてきたが、米共和党下院議員の間から政治サイドがSECの提訴とタイミングに不当に影響を与えたという疑いありということで、SECのシャピロ委員長に関連する資料の提出を要望する書簡が送られたというニュースがあった。実際に16日のSECの提訴の後に、金融規制改革法案への支持拡大を訴える民主党 . . . 本文を読む