「志村けんさん死去」。都内の感染拡大情報でも流れるのではないかと、たまたま見た午前11時のNHKニュースで流れていたのがこの話だった。朝からPCの前に座っていたが、ニュースは流れていなかったと思う。驚くのは発症からの病状の進行の速さ。改めてこれは未知のウイルスなのだと思った。タイガースの藤浪投手が味覚異常とか言い出し、それから嗅覚異常も含めいろいろ報道され、通常のインフルでもそうした症状があるとの . . . 本文を読む
新型コロナ対応の副作用でもある経済活動の急収縮。それがどの程度のものかを具体的な数字で示すわかりやすいデータとして注目された米週間ベースの失業保険新規申請者件数。
先週時点で全米各地の受け付け窓口が申請者の激増で混乱が伝えられていたこともあり、悪化が予想されていたものの、それ以上の悪い数字が出るとの一定の予見が市場にはあった。それでも150万とか170万件だった。この数字でも激増といえる。結果は . . . 本文を読む
昨日はロンドン金現物価格とNY金先物価格の市場間スプレッドが異例の拡大にある背景に、新型コロナの影響でスイスの精錬3社が操業を中断していることを背景の一つとして挙げた。ロンドン400オンス、NY先物100オンスという単位の違いがあり、受け渡しには精錬を経て地金のサイズを合わせる必要がある。にもかかわらず、その地金の調達ができないばかりに、市場間スプレッド発生という収益機会を指をくわえて眺める以外に . . . 本文を読む
春の陽気になり、やはり外出するのが気持ちのいい季節になってきた。東京の桜も開花宣言が出されて10日ほどか?それでも4分咲くらいで、まだまだという感じ。適当に寒いので長持ちしているということか。先週末の3連休は桜も咲いているし人出があったようで、東京都の小池知事はまだ下火になっていないんだから外出は自粛するようにという趣旨の発言を「首都ロックダウン」という表現で語った。たしかに油断はならないと思う。 . . . 本文を読む
報じられているようにFRBは今月3回目となる臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。異例の日曜日夜の発表となった先週のQE(量的緩和策)再開総額7000憶ドル(約77兆円)をさらに進め、「必要とされる量」の資金供給をすると発表。実質的に無制限の資金供給も復活させた。しかも今回は、個人向け各種ローン(クレジットカードローン、学生ローン、自動車ローンなど)や中小企業向け融資を担保とした資産担保証券 . . . 本文を読む
昨日のラジオNIKKEI「マーケット・トレンド」、TOCOMスクエアからの放送はこの日で終了とのことだった。来週以降は、虎ノ門のラジオNIKKEI本社内にあるスタジオからの放送ということに。東京商品取引所もJPX日本取引所グループの傘下に入り、この夏から貴金属もTOCOMを離れ大阪取引所に移管されることになっている。
さて、昨日の放送では足元で起きている新型コロナ対応に端を発した金融経済の大混乱 . . . 本文を読む
FRBが何かに追い立てられるように信用市場の補強策を矢継ぎ早に出している。日本時間の本日のお昼12時半はワシントンの18日午後11時30分。FRBはMMF(マネー・マーケット・ファンド)向けに資金供給をすると発表。前の日にCP(コマーシャル・ペーパー)の発行体(=企業)からの実質的な直接買い付けを発表し、一般事業会社にFRBが直接資金を融通できる道を付けたが、それに加え証券会社にも融資をすることを . . . 本文を読む
報じられているように17日はFRBがさらに緊急措置を発動した。まず、企業が短期資金の調達に使うコマーシャル・ペーパー(CP)を買い入れるというもの。そんなもの別に珍しいことではないでしょ!というなかれ。発行体つまり企業からダイレクトに買い入れるところが違う。具体的には、FRBがCPの買取りをするための目的会社を設立して、そこを通すが実質的に直接買い取りとなる。CPFF(コマーシャルペーパー・ファン . . . 本文を読む
やっと株式市場も小康状態というか売り一巡という感じになってきたと言いたいところだが、本日午前に日本株の反発が見られ総花的な上昇だったので、インデックス買いの印象が強かった。・・・で、やはり日銀のETF買いが入っていたことが夕刻に判明。さすがに昨日ETFの買い入れ枠を倍増すると発表をしたばかりということだろうか、1204憶円ほど買ったと。前回これまでの700憶を少し超える規模から1002憶円に増やし . . . 本文を読む
新型コロナ警報発令中の先週末に出歩く用向きあり、13日の更新ができなかったが、終わってみれば再びキャッシュ・アウトの総売りに金市場も巻き込まれることになった。12日木曜日のここに、11日のNY市場で米国債が売られ利回りが上昇したのを見て
「市場からカネが引き始めているという印象が強い。全体的にも、リスク・オフのステージがやや上がった印象で米トランプ政権の(言葉だけではない)具体的対応力(危機管理 . . . 本文を読む