午前中に東京を出て新幹線で名古屋へ。13時から14時半までのセミナー。75分話して15分質疑応答の予定が、いつものようにあれもこれもと取り上げているうちに90分経過。それでも質疑はやったので押してしまった。この質疑も米国の金融規制にからんだ、かなり細かなものが出て答える当方もオオォォォ・・・・という感じだった(・・って、どんな感じなんだ・・こうした質問がという意外性)。来週のFOMCについては、か . . . 本文を読む
債務危機の「包括戦略」をまとめたユーロ圏。その翌日に予定されていたことで注目されていたイタリアの国債入札があった。2014年と2022年償還の2種類の発行条件だが、2014年ものは平均利回り4.93%。前回は4.68%だった。2022年ものは6.06%と6%を超えた。前回は5.86%で応札倍率は前回の1.37倍を下回る1.27倍だった。
ECBが継続してスペイン、イタ . . . 本文を読む
EU首脳会合さらにユーロ圏首脳会合と債務問題の解決に向けた動きが続く中で、金市場では解決への期待感に一筋縄ではいかない危機の長期化への見方がかぶる形で再び「Safety Asset」と金を見なす気運が回復してきた。センチメントとは移ろいやすい。今週に入り金のETF(上場投信)には資金流入が見られている。最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」には24、25の両日で合計約17トンの残高増加が見られた。先 . . . 本文を読む
さてドル建て金価格がNYコメックスのフロア取引の終値で見て9月22日以来となる1700ドル台に復帰してきた。「HFT(High Frequency Trade)高頻度高速取引」だ、やれファンドのリスクヘッジ(ストップ・ロス)が合わさった「合成の誤謬」だとここでも下げの背景の要素を書いたが、結果的に急騰も急落もイレギュラーなものとなった。9月26日のNY時間外の下値1535ドル示現時は見ていたが真空 . . . 本文を読む
さてさて出張続きとその他もろもろで、このところ更新が滞りがちになってしまった。更新は出来ないものの、日々の動きの中で要注目の流れは起きており、もちろん多くは報道もされている。
足元の関心事は何と言ってもユーロ圏で、ギリシャ債のヘア・カット率21%から50~60%を果たして当局が決めたとしても金融界が受け入れるのか否かということ。金融界は「抵抗を示している」との報道があるが、その通りだろう。ならば . . . 本文を読む
この週末大阪でのセミナー参加をいただいた皆様、ありがとうございました。そこで約束通り質問にあったCFTC(米商品先物取引委員会)のサイトおよび報告されたファンドのポジションを見るURLを掲載します。
なお、昨夜掲載する際にCFTCのフォームが変更されているにもかかわらず、以前の感覚で機械的に処理したため、文字での表示箇所が違っていました。書き込みコメントを読んで、そんなわけないでしょ・・・と思っ . . . 本文を読む
本日は東京に戻り、夕刻はラジオNikkeiの生番組「マーケット・トレンド」出演だった。この番組の水曜、金曜担当のキャスター大橋ひろこさんは勉強家だといつも話していて思う。実は今から10年ちょっと前に若き彼女がアシスタント的な感じで毎朝担当していた市況番組に当方も電話での生コメントという役回りでレギュラー出演していたことがあり、その頃からの知り合いなのだった。本日もいつものように話の骨子をメールにて . . . 本文を読む
昨日から札幌に来ている。移動中の飛行機から見える東北以北の山々は赤みを帯びた茶色に見えた。少し霞が掛ったような状態で、クリアに見えなかったのが残念だったが、北海道に近づくにつれて天気は良くなった。前日まで気温が低かった札幌も晴天で日差しがあるので昼間は19℃くらいまで気温が上がり、気持がいい。10℃以下になると脅かされた夜も、肌寒さを感じるくらいだった。むしろ空気がキリッとしていていい。
金市場 . . . 本文を読む
本日は午後7時より9時まで都内大手町にある日経本社ビル内、日経カンファレンスルームにて震災チャリティセミナーだった。豊島さんの声掛けで、来日しているGFMS社ポール・ウォーカーにスタンダード・バンクの池水さん、そして当方の4人の2時間事前打ち合わせなし出たとこ勝負のパネル・ディスカッション。
いくつかパネルはやったことがあるが、今日は良かったなぁ。。。参加いただいた方が自然とセグメント化されてい . . . 本文を読む
週末のG20財務相・中央銀行総裁会議を経て、市場に多少の安心感が醸成されたのかというと一応の安定は保たれているものの、いまだ一触即発ということになろう。“ほころび”が見つかると・・・否、“ほころび”は目立つので・・・進行上浮上する問題など“致命傷に至るほころび”が表れると株などまた急落となりそうだ。今回のG20は11月のG20 . . . 本文を読む