いわゆる万歩計を携帯しているが上海では結果的に連日1万5000~2万歩くらい歩いている。午後から出たり、地下鉄やタクシーを使ってもそれくらいになる。事前にアレンジしたものでなく、“出たとこ勝負”みたいな行動も多いので不思議な出会いがあったりする。
一昨日夕刻というか日が暮れた後に部屋に戻り、メールのチエックと軽く仕事上の作業をした後、食事で市内中心部にある「新天地」に行く . . . 本文を読む
本日午前中はホテルの部屋で原稿書き。午後から市内の銀行へ(中国は土曜日でも銀行は営業している)。万博開催に合わせて新設された地下鉄路線の交通大学駅の近くにある工商銀行の店舗に。途中、道に迷い、何人かに道を尋ね、中で非常に親切に対応してくれたのがこの若いカップル。ドイツ系の企業に勤める彼、そこのクライアント企業に勤める彼女。銀行まで一緒に行ってくれて中国語で仲立ちしてくれた。こうなると話は早い。
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アジア時間の早朝に流れたカダフィ暗殺の噂で金銀が急落ということだったが、まさに噂で終わった。そもそもカダフィがいなくなると安定するのか?ということ自体が疑問。騒乱の基がなくなることは確かだが。カダフィよりも、むしろ漸減中のETFの動向のほうが気にかかる。
連日上海市内および郊外を動き回っているが、観光地「豫園」にある大手宝飾店は地元での有名店であると同時に有力店でもある。その一店、「亜一金店」に . . . 本文を読む
原油の上昇が止まらない。WTI原油まで100ドルに達した。本日、この時間といっても上海時間の午後10時半過ぎだが99ドル台ミドルに位置している。さすがに産油国リビアでの混乱拡大は金融市場への影響は大きく、エジプトの比ではなかった。リビア産原油への依存度が高い国は、スペイン、フランス、イタリアの3国とのこと。今回の事態でOPECなど産油国側は仮にリビアからの供給が止まった際に補完の増産を考えていると . . . 本文を読む
前日から欧州市場を中心に株は下げていたが週明けNY株はさすがに急落状態。金価格もNYコメックス時間外のグローベックスで1410ドル超まで見たものの、こちらは利益確定の売りに押し戻され、1390ドル台前半では押し目買いは入るものの、その戻りを売られる展開で1400ドルを挟んだ動きとなっている。
金についてはチュニジアから飛び火する形でエジプトで反政府抗議行動が起きた先月1月27日以 . . . 本文を読む
先ほど株式関係の業界紙向けの定期原稿を書いた。そこにも少し触れたが、一気に流動化の様相の北アフリカ・中東情勢の下で、2007年10月の過去最高値に向けて戻りを演じているNY株式に対して違和感があるのは否めない。いわゆる地政学的リスクを甘めに見積もっているのか、あるいは景気回復期待の中の主力企業の好業績とその見通しがそれらを跳ね返すだけ魅力的なのか。おそらく、みな事態の方向性の見極めができず流れに身 . . . 本文を読む
4連騰となった金価格。地味ではあるもののジリジリと上値を追う展開。先週、電話にて某紙元編集委員氏いわく「金が上がってきたが、取り建てて買い上げる目新しい要因がないように見えるが、いかがなものか?」と。対して当方「先日ブログに上がりたがっているのではないか?と書いたでしょ」と。内部要因的に売り一巡でテクニカル主導のところにもってきて、中東やらインフレやら、それなりに上昇を妥当化できるものもそろってお . . . 本文を読む
WGCの四半期金需要統計(GDT、10-12月期)が今日発表されたが、インド、中国の伸びが予想を大きく上回る結果になっていた。この統計は基礎データはGFMS(ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシィズ)が担当しているので、4月に発表される同社(GFMS)の金年報の数字を(傾向として)ほぼ映すものとなる。世界最大の需要国インドの2010年通年の需要は前年比66%増の963トンとなった。もちろん記録 . . . 本文を読む
昨夜の金価格の70ドル超えの材料となった英国のインフレ率。1月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で4.0%となった。すでに12月の数字が3.7%となったことから注目はされていた。イングランド銀行(BOE)は、日銀や米FRBとは異なり、一定の物価上昇を目標とする政策を取ることを掲げており(インフレ・ターゲット)、その水準が2.00%となっている。2ヵ月連続でその基準値を大きく上回ったことから、キ . . . 本文を読む
午前中に発表された1月の中国のCPI(消費者物価指数)は前年同月比4.9%。予想が5.3%程度と11月の5.1%を上回るというものだったが、4%台となった。昨日の上海株が「CPIが4%台後半になるとの噂で上昇」ということだったが、これ当方の記憶に間違いがなければ前回も発表前日に同じようなことがあったのではなかったか。発表前に漏れているね。
国家統計局は今回から定期見直しで構成品目を変え食品の比率 . . . 本文を読む