本日は大納会。学校出て数年証券会社に居たので、大納会、大発会というのは当時は気持ちの上でも一区切りという感じだったが、金市場を見るようになり、ベースがロンドン、ニューヨークとなったことで年末の最終取引はカレンダーベースで決まることになった。
言うまでもなくNY市場は、今年は明日31日が最終取引日で、年明けは2日から開始される。したがって正月の3日以降は午前にNYのデータを見てデータチェックは例年 . . . 本文を読む
先週から今週初めにかけてのNY金市場で目立ったのは金ETF(上場投信)の動向だった。
金ETFの最大銘柄「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」の残高が先週末20日1日で16.66トンもの増加を見たこと。1日の資金流入としては2022年1月21日の27.59トン以来の規模となるもの。
この日は、米国で10月に始まった新会計年度を前に、与野党の妥協で9月26日に成立したつなぎ予 . . . 本文を読む
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の予想通り政策金利を0.25%引き下げ、4.25~4.50%にすることを発表した。同時に公表したFOMCメンバーによる金利・経済見通しの分布図(ドットプロット)中央値の金利水準では、2025年の利下げ回数が2回と想定され、9月の前回見通しの4回から半減した。
今後の米連邦準備理事会(FRB)による利下げペースが鈍化する可能性は市場に織り込まれていたが、 . . . 本文を読む
日本時間明朝午前4時に声明文が発表されるFOMCは、0.25%の利下げがほぼ確実視されるものの、今回はメンバーによる経済・金利予測も公表されその分布の中央値(ドット・プロット)が示される。
9月時点での25年1%利下げ、つまり年4回利下げから回数が減るとみられる。今回は利下げするものの先行きの見通しは利下げ回数減ということで、今回は「タカ派的な利下げ」ということになる。
ただし、米国経済の基調 . . . 本文を読む
先週12月13日のNY金は続落した。前日発表の11月米生産者物価指数(PPI)にて米インフレの鈍化が一服状態であり、むしろ上昇圧力が高まっていることが示されたこともあり、ドルと米長期金利上昇の中でNY金は売り優勢の流れが続いた。通常取引は、前日比33.60ドル安の2675.80ドルで終了。
前週初めにかけて中東でシリアのアサド政権が崩壊し地政学リスクが上昇。一方、金市場内部では . . . 本文を読む
昨日は夕刻にJPX大阪取引所主催のオンライン・セミナーにてゴールド8割、プラチナ2割の配分にて80分間話し、その後10分オンラインにて質疑応答という企画だった。更新は休みということに。質疑応答ではシルバーも取り上げた。
その12日のNY金は5営業日ぶりの反落に。早い時間帯に発表された米生産者物価指数が市場予想を超える伸びを示し、インフレの根強さを印象付けた。これを受け米債は長期 . . . 本文を読む
12月10日のNY金は3営業日続伸した。来週に控える米連邦公開市場委員会(FRB)を前に、直近2カ月下げ渋り傾向を見せているインフレ動向を見る11月米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、株式市場はじめ金融市場全般が模様眺めの中で、金市場は続伸した。
ここにきて新たな動きが見られている中東情勢や先週発表が続いた新興国中央銀行による継続的な買いが確認されセンチメントを押し上げている。通常取引は前日 . . . 本文を読む
週明け12月9日のNY金は続伸した。主要な米経済指標の発表がない中で中東をめぐる地政学リスクを意識した買いに加え、昨日取り上げたように中国人民銀行が7カ月ぶりに金準備を増やしたことが買い手掛かりとされた。NYコメックスの通常取引は前週末比26.20ドル高の2685.80ドルで終了した。
前日に伝えられた中東シリアでのアサド政権崩壊のニュースは地域の不安定化につながるとの認識はあ . . . 本文を読む
先週のNY金は前週末比21.40ドル、0.8%安の2659.60ドルで終了。週を通して米連邦準備理事会(FRB)高官の発言機会が連日予定されており、同時に11月米雇用統計やISM製造業景況指数など重要経済指標の発表も重なるなど手掛かり材料が豊富な週でもあった。にもかかわらず、値動きが続き方向感に乏しい週となった。滞留の中心価格帯は2660ドル台で、上値はおおむね2680ドル、下値は週後半に向けて切 . . . 本文を読む
12月5日のNY金は3営業日ぶりに反落した。週初から2660ドル台を中心とした狭い範囲のレンジ取引が続いていたが、5日は午前の中頃から午後にかけて売りが先行する流れに転じ、心理的節目の2650ドルを下回り終了した。NYコメックスの通常取引は前日比27.80ドル安の2648.40ドルで終了した。2650ドル割れでは押し目買いが見られたものの反発力は鈍かった。
一方、本日はアジアの . . . 本文を読む