3月4日のNY金は続伸した。報じられているようにトランプ政権は4日、カナダとメキシコからの輸入品に対する25%の関税を発動し、中国への追加関税を10%引き上げ20%とした。市場では素直に貿易戦争が世界経済を下押しするとして懸念が強まった。
米株式相場が大幅に下げのリスクオフ(リスク回避)で、米国債が買われ一時4.108%と24年10月以来4カ月半ぶりの水準に低下。ドルがユーロや円など主要通貨に対 . . . 本文を読む
2月27日のNY金は反落した。トランプ大統領の関税を巡る発言を受けドルが主要通貨全般に対し上昇する中で、米株式市場は影響力の強い大型ハイテク株が売りを浴び、ナスダック総合はじめ大きく下落。リスクオフセントメントの高まりの中で、金市場では利益確定の現金化の売りが膨らんだ。
NY金通常取引は前日比34.70ドルの2895.90ドルで終了。時間外でさらに売られ2887.90ドルで時間外取引は終了。安値 . . . 本文を読む
前週以来、発表されている米経済指標に悪化の傾向を示唆するものが増え、株式市場を中心に警戒感が高まっていた。
その中で通常より注目度が上がっていたのが25日発表の2月の米消費者信頼感指数だった。結果は2021年8月以来の大幅な落ち込みとなり、個人消費が経済全体の7割を占める米国経済だけに消費マインドの冷え込みにつながると景気悪化が鮮明になることから、金融市場は敏感に反応した。
リスク回避の動きが . . . 本文を読む
週明け2月24日のNY金は反発した。トランプ政権の打ち出す政策に対するリスク回避の資金の矛先が、引き続き金市場に向けられている。
先週末21日は、金ETF(上場投信)の最大銘柄「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」の残高が1日で20.66トンも増加し市場を驚かせた。NY市場が連休明けとなった18日以降連日増加が見られていたが、結局先週は41.32トンもの大幅増加となった。
こ . . . 本文を読む
昨夜のオンラインセミナー参加の皆さん、ありがとうございました。次回は少なくとも半年先になります。
NY金の最高値更新が続いている。2月20日はNY時間外のアジア時間午後からロンドンの午前に掛けて買いが先行し、2月11日に付けていたこれまでの最高値を上抜き一時2973.40ドルまで買われた。その後、NY時間に入りややまとまった利益確定と見られる売りに、急速に上げ幅を失う荒れた展開 . . . 本文を読む
今週2月20日(木)の独自セミナーの最終的な詰めをやっている。
週明け月曜日は連載原稿やレポートが重なることから、本日は夜の作業となる。直前に見直すのは、時事性を盛り込んだり、直前まで起きることで(今後を考える上で)相応の意味があると思うものは、予定を組み替えても取り上げていることによる。
もともと自分自身がマクロ的な観点からゴールドを捉えるということをやっているので、いま足元で起きているN . . . 本文を読む
2月12日のNY金は続落した。しかし、NY時間に大きく売られたものの終盤にかけ盛り返し小幅安で終了。
折しも米インフレ再燃懸念で米長期金利急伸を受け円は大きく売られ、国内金価格は大幅に最高値更新となった。10%の消費税込みで表記される店頭小売価格は、グラムあたり1万6000円が視野に入って来た。JPX大阪取引所の先物価格JPX金も本日は一時1万4500円台に乗せている。
12日 . . . 本文を読む
2月11日のNY金は3営業日ぶりに小幅に反落した。NY時間外のアジア時間に買いが先行し3営業日連続となる最高値を更新した。ただし、買いが一巡すると売り優勢に転じ、その後は上げ幅を削りながら相場は進行し、小幅安で終了した。NYコメックスの通常取引は前日比1.80ドル安の2932.60ドルで終了した。
報じられたようにトランプ大統領は、鉄鋼やアルミニウム製品の輸入に対して3月12日 . . . 本文を読む
毎月7日に発表される中国人民銀行の外貨準備統計。先週末7日の夕刻に発表されたデータでは、1月中に人民銀行の保有金は約5トン増加していた。3カ月連続の公表となる。今回は外貨準備統計以外に 大手保険会社10社に資産の最大1%を金に投資することを認める試験的プログラムを発表。 投資対象が限られる中での試みとのことだが、人民銀行が過去15年余りにわたり金(ゴールド)を買い進めていることは、よく知られており . . . 本文を読む
トランプ米政権の関税を巡る先行き不透明感に加え、米中の貿易戦争(報復関税合戦)への懸念を背景に逃避需要が金価格を押し上げた。
4日のNY金は前日比18.70ドル高の2875.80ドルで終了した。一時2877.10ドルまで付け、取引時間中、終値ともに連日で過去最高値を更新した。本日5日も騰勢止まずここまでのところ新値街道を走っている。
トランプ米政権は4日、合成麻薬フェンタニル . . . 本文を読む