読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

秋色の高尾山

2007年11月17日 | 山歩き

高尾山自然観察ウォーク
 昨日パソコン ボランティアの仲間たちと高尾山に出かけました。総勢11人の
 混合グループ。
 柏を8:50分の常磐線快速で新宿に出て、京王線の準快速に乗ると11時
 前に高尾山口に着きます。
 清滝駅から高尾山駅まではケーブルカー。距離はそうありませんが日本では
 一番急勾配だそうです。窓外に見る紅葉はといえば、はっきり言っていま
 いち。
 もう25年位前に家族5人で来て以来です。その時は初めから歩いて登った
 気がします(皆若かった。)。

 表参道コースは尾根歩きでらくちんです。杉の巨木が立ち並ぶ参道には何箇
 所か茶屋があって、おやきとかとろろ蕎麦とかを食べさせてくれます。まだ
 11時台ながらここで昼食にしてはどうかという人と、「まだ早いよ~」という
 人でしばらくせめぎ合いがありましたが、「とろろ」の負け。

 薬王院では大きな高尾山の象徴的存在天狗様の大きな彫像が迎えてくれ
 ます。水彩画のグループが絵を描いていました。

      
     清滝駅         高尾山駅       可愛い不動様      参道の紅葉

 高尾山山頂(599m)ではそれなりの標高があるせいか、さすがにくっきり
 とした紅葉が楽しめました。昼食をとっているうちにどんどん気温が下がっ
 てくるような気がしました。下よりも3・4度は低く11度くらいかも。
 平日なのに幼稚園・小学生・高校生らの遠足で大変な混雑でした。

 お昼のお弁当のほか、それぞれ持ってきたおやつが交換されて満腹にな
 りました。とくに直近のテニス大会で、高額の優勝賞金を手にしたEさんから
 は大盤振る舞いがありました。

     
     十善戒       周回遅れのつつじ    仏像のオンパレード     天狗さま       
  下山は6号路。
 歩幅に合わない下り階段は膝を痛めます。途中小さな沢をいくつか越えまし
 た。浅川・多摩川の源流のひとつです。
 時折り陽が差すと、色づき始めた木々の葉を通した木漏れ陽がキラキラと
 輝き、目を楽しませてくれます。
 修験者の滝行もある「びわ滝」を過ぎると間もなく出発点「清滝駅」へ。左の
 山肌をケーブルカーが登って行きました。

            
             山頂の紅葉         びわ滝の流れ   穏やかな表情のお地蔵さん

 幹事さん手製の8ページもののパンフのほぼ予定通り高尾山口駅を出て、新宿
 に着きました。
 お疲れさま。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の新酒ワインを楽しむ

2007年11月17日 | その他

ワイン・ボージョレヌーヴォーの到来
 11月15日(木)パソコン ボランティアで疲れ切って帰ってきたところ、とある
 ところ(決して「××洋行」など素性の怪しいところではありませんから念
 のため。)からワイン ボージョレ ヌーヴォ゛ーが届いていました。
 ワイン愛好家というほどの知識もないし、ワイン党というほどワインを飲むほう
 でもないぼーじょれ私でも、今日がワイン愛好家が一日千秋の思いで待ち
  焦がれている、ボージョレヌーボー解禁日であることは知っています。

 空輸されたというボトルには、
  「このワインはGorges Duboeuf社製品 フランスはブルゴーニュ地方の一段格
  上のヴィラージュ地区で採れたガメ種というブドウを、「ボージョレの帝王」とよ
  ばれるジョルジュ デブッフ氏が醸した、深みのあるヌーヴオーです。フレッシュ
  さの中にも果実味の凝縮された芳醇な風味をお楽しみください。」
  とあります。

 定番の「キリン一番絞り」と「菊正宗」を終えてから、おもむろにヌーヴォーの
 コルクを抜きました。(それはそうとワインのコルクを抜いたときはどんなワイン
 でも気持ちの良い音がしていいですね。コルク以外の栓は雰囲気が出な
 くていけません。)
 「うーん、やはり少し硬い感じだね、香りはいいけど・・・」などといっぱし
 の利いた風なことを言いながら、TVの世界女子バレーに夢中で見入って
 いました。
 しばらくしてワイングラスを口にしたところ、なんとワインの味が変わっていまし
 た。硬さがとれて味がまろやかになり、芳醇な香りが漂ってきたのです。
 ボトルの能書きのとおりになっていました。

 「ワインは生きもの、栓を開けたらデカンターに移して、空気に触れさせてか
 ら味わうべし。」という作法・正しいワインの味わい方を実感した次第です。

  某週刊経済誌によれば、今年のボージョレヌーヴォーのトップブランドは、この
 「ジョルジュ デゥフッフ」で輸入量は24万箱で去年の17%減(ちなみにヌー
 ヴォー全体の輸入量は76万箱で去年の21%減。去年随分売れ残った
 から)。
 現地で数百円のワインが空輸運賃上乗せで2,500円にもなっている
 (実は12月には船便の商品が届く。これは1,000円台で出回るものも
 あるとか。)。
 ちょっと手厳しい言い方になるが、解禁日に目の色を変えて我先に手
 に入れようとするのは、昔から「初鰹」とか「初筍」、「松茸の初物」とか、
 とにかく人に先駆けて初物を手に入れる、食べることで優越感に浸る
 という、お大尽気質(お大尽でもないのに、一点豪華で自分を納得させ
 る御仁も同列)の表れとしか言いようがない。

      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする