読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

人物画に挑む

2007年11月18日 | 水彩画

予行演習の臨画
 次回はモデルさんを頼んで人物画を描くことになりました。今回(11月11日)
 はその予行演習ということで、巨匠の絵の臨画でした。それぞれ中西利雄
 画伯の「青衣」、「マドモアゼルS嬢」と安井曽太郎画伯の「金蓉」の3枚の絵の
 中から選んで描きました。
 私が選んだのは「マドモアゼルS嬢」(62.5×48.5)cm 1938年の作品です。何と
 小生が生まれる前に描かれた絵です。この先生は水彩画でも不透明水彩
 を使う絵が多いような気がします。この絵も不透明水彩で、やや油彩っぽ
 い面があります。輪郭線を黒でくっきりと描いていて好みではありませんが、
 赤・青・白・黒とコントラストのきつい絵だと思います。
 正直言って人物は苦手です。「苦手を作ってはいかん。」と先生はおっしゃ
 いますが、骨格、顔、特に鼻と唇、と目(要するに全部。)がむつかしい。そ
 のほか着衣、背景、省略の方法など難しい点を臨画を通して学ぶのです。

  その前の回は自由課題でした。私はT氏と共に「牛の頭蓋骨」を描きまし
 た。ちょっとその辺にはない曲線と陰影、色合いが対象とした理由です。


  

                       

コメント
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