読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

花を描く

2008年01月16日 | 水彩画

可憐な花々

 今回(1月13日)の水彩画教室は、花瓶に活けた花を描きました。
 この時期に咲いている花といえばかなり限られますが、花屋さんの花ばかりは
 全国、世界各地から届けられ、店先にはさまざまな花が並んでいます。今回は
 カスミソウ、白菊、バラ、ガーベラ、女郎花に似た、名を知らない黄色い花、スイ
 ートピー。カサブランカはつぼみだけで残念でした。
 白い花を描くときは、水彩画では油絵と違って、普通白い絵の具は使わないで、
 背景で浮かび上がらせるしかないので苦労します。花も白ではなく、葉っぱや萼
 (がく)片の色、雌しべや雄しべの色などが反射し、緑や黄などが入っていて微妙
 な色合いです。
 結局カスミソウや黄色い細かい花は、色抜きも大変だし、塗り残すことも容易で
 はないので、マスキングで処理しました。

 花を描くときは、花それぞれが「私が一番!」と自己主張するのを、「わかった、
 わかった、そうだよね。」と精一杯きれいに、生き生きと描いてやるのが一番だと
 思います。
 先生には、「背景をペインズグレイにしたのは、お気に入りらしいし、花には無
 難ではあるが、安全を狙わずにいろんな色に挑戦してみたらよい。挑戦を恐れ
 てはいけない。」と痛いところを衝かれましたが、つい好きな色を多用してしまい
 ます。そんなときは平板にならないように所々に少し別の色を加えたり、濃淡や
 にじみを持たせたりして変化を演出するようにしています。

       

コメント
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