読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

水仙とフリージアを描く(水彩画)

2010年02月28日 | 水彩画

春先の花も終わりに近く・・・
  今回は水仙(もう時期を過ぎた)、フリージア、アイリス、カスミ草を描いた。
  主役はだれか。
  こうまとめてしまうと、色調はアイリスが目立ってくるが、水仙はナルシスとは
 いえちょっと主役にはしにくい。本数はすくないがフリージアに重心を置いて描
 いた。カスミ草は気の毒だがいつも脇役。マスキングをとも思ったが、ダマート
 という撥水性の白色鉛筆で白を出した。
  日本水仙はか便が真っ白なのだが、白さを表現するにはややグレーがかった
 色を落とさないと白く見えないところは不思議だ。

  いつも思い悩む背景色は、花の色にあまり近しいとインパクトに欠けるが、反
 対色ではきつすぎるきらいがある。今回のオレンジ系の背景は、フリージアの
 引き立て役としては少し色が近すぎたかもしれない。いつもペインズグレーでは
 安易すぎると思ったが・・・。

   
   ホルベイン6号(クレスターF6)

     (この項終わり)

コメント
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