読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

新宿御苑の「旧御涼亭」を描く

2018年04月11日 | 水彩画

 積年の宿題を果たす「旧御涼亭」

  
    clester F6  

  先週の5日(木)に新宿御苑で写生会をやって、2枚をスケッチした。新宿区のランドマーク的な
 NTTビルを入れた絵はすぐ完成できたが、もう一枚の「旧御涼亭」の方は役員をしている町会の定期
 総会があったりしてスケッチのままなかなか手につかなかった。
  まだ現役のころ、職場が近いこともあって何度も新宿御苑を訪ねた。旧御涼亭は当時なんとなく中
 国の
建物風だなと思って眺めていたものの由来は知らなかった。
  この建物は通称「台湾閣」と言って、昭和天皇の御成婚を記念して台湾の日本人が寄贈したものと
 いう
(昭和2年竣工)。 
 
 ようやく手が空いて色を付け始めたが、やはり建物の細部をないがしろにできない習癖があだとなり、
 スケッチを手直ししたりして色を置いたのは2時間後。当時池には風がなく、花びらが池の水面の半ば
 を覆っていた。何とか建物や樹木の映り込みを入れて水面らしくなった。また散ってしまった桜を巻き
 戻し満開とした。

  丁寧さに欠ける(特に樹木)が未熟者の作品としてはこれが精いっぱい。

                                    (以上この項終わり)

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