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ピーターズ・フレンズ

2009年04月10日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ピーターズ・フレンズ』
---PETER'S FRIENDS---
1992年(イギリス/アメリカ)

監督:ケネス・ブラナー 
出演:スティーブン・フライ、ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン

 
プロローグ--大学を卒業した演劇部の同窓生6人組が、仲間のスティーブン・フライ演じる侯爵の息子に家のパーティへ呼ばれ、男も網タイツにスカートでカンカン踊り。どう見ても大ヒンシュクを買ったようなのに、案外受けていたなどと侃々諤々、やがて記念撮影となる。
そして、ニュース映像バックのタイトルの後、10年たって再び彼の家のクリスマスに呼ばれる全員。
出迎えるのは彼と料理婦とその息子だけ。10年で随分落ちぶれたと分かる。
各人各様の変化を遂げ、一組のカップルが中から生まれ(間にできた双子の一人を亡くし精神過敏)、ブラナー演じる脚本家はハリウッドで“中”成功、女優の妻(ダイエット狂)同伴だ。
トンプソンは読書家で独身のマギー役、これが超オクテ女なのだがひょんなことで料理婦の息子を誘惑してしまう。
黒人のサラは大変な浮気症、しかし、今回は本命という怪しげな男と一緒。
そんな彼らが数日間を、時に大揉めしながらも和気あいあいと過ごすうち、若き侯爵は招待の真意を告白する……。80年代のヒット・ナンバーも懐かしい、ブラナーによる大人の友情のあり方を問う慈味深いコメディ。
(allcinemaより)

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学生時代の友情と10年後の現実が織り成すコメディです。
大学卒業後10年の間にそれぞれの人生の出来事の近況報告のような形で、現実を突きつけあう友人たち。
最後のピーターの病気の告白と前向きに生きる姿に皆が、勇気づけられる、という展開なのです。
再開を喜び合う中に、どうしようもない現実を見つつ、また本来の自分に返るという感じが、静かな暖かさを感じさせてくれる作品です。

ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン以外の俳優は、あまり知らないですが、イギリスでは著名な俳優も出てるということです。
最後にピーターを優しく抱き寄せるヴェラというという家政婦はフィリダ・ロウという俳優なんですが、エマ・トンプソンの母親なんだそうです。


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