和やか-散歩

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懺悔

2009年11月10日 | こんな映画見ました~(洋画)

『懺悔』
---MONANIEBA
REPENTANCE---
1984年(ソ連)

監督:テンギズ・アブラゼ
出演: アフタンディル・マハラゼ、ゼイナブ・ボツヴァゼ 、メラブ・ニニゼ、エディシェル・ギオルゴビアニ 、ケテヴァン・アブラゼ


ソビエト連邦時代のスターリンによる恐怖政治を彷彿とさせる、時代の独裁者に翻弄されたある家族の悲劇と告発を描く一大叙事詩。
独裁者を偉大な支配者と呼び、痛ましい真実からは目を背ける独裁政権のあり方を真正面からとらえた。
監督はグルジア映画界の巨匠、テンギズ・アブラゼ。
ソビエト連邦崩壊前の1980年代に公開されて話題になり、1987年のカンヌ国際映画祭でも審査員特別賞を受賞。
極めて社会性の高いテーマを扱いながら、幻想的で芸術的な描写で観る者に深い余韻を残す作品に練り上げた。


偉人として慕われた市長ヴァルラム(アフタンディル・マハラゼ)の墓を掘り起こした犯人が捕まった。
犯人のケテヴァン(ゼイナブ・ボツヴァゼ)は、法廷で過去の苦難を語り始める。両親は無実の罪で捕らえられ、収容所で亡くなった。
真実を聞いた市長の孫トルニケ(メラブ・ニニゼ)はパニックにおちいってしまう。
(シネマトゥデイより)

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解説にありますように社会派ドラマというより、叙事詩のような作品。
仇討の話ではありませんが『仮名手本忠臣蔵』みたいに出来事をもじった作品で、映画というより演劇のような作りでした。

話の展開は少しまだらっこしいです。
でも見終わったあとは、迫力に圧倒される感じが残ります。
好みが分かれそうな映画ですね。
社会派ドラマを期待するとちょっと違う感じもします。

コメント (1)
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