『ニュー・シネマ・パラダイス』
---NUOVO CINEMA PARADISO
CINEMA PARADISO [仏]---
1989年(イタリア/フランス)
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演: フィリップ・ノワレ 、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ 、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノ
シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。
そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレ(ジャック・ペラン )が、当時、慕っていた映写技師アルフレード(フィリップ・ノワレ)の訃報を聞き、故郷に帰ってくる。
そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていたサルヴァトーレが受け取ったアルフレードの形見には、映画への愛とアルフレードの想いがぎっしり詰まっていた……。
弱冠29歳のトルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。
劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様。
エンニオ・モリコーネの切なくも美しいメロディに包まれて迎える、映画の持つ“力”が具現化されたクライマックスは、涙なくして観られまい。
かなり印象を異にする3時間完全オリジナル版もあるが、はっきりいってこちらだけで十二分である。
イタリア、フランス映画の実力を見せつけられるような作品。
再見してブログアップしたかった映画です。
以前見たとき、これぞ映画~!!ってとても感動しました。
今回見ても、以前に見た以上に感動しました。
再見して、がっかりすることも多いのですが、この映画はますます好きになりました。
アルフレードのような職人気質の小父さん、一昔前の日本にもいたのでしょう。
そういう人が町のあちこちにいた時代、いいですよね・・・。
「3時間完全オリジナル版」というのがあるのは知りませんでしたが、allcinemaの解説ではこちらは酷評となっています。
見てみたいとも思いますが、ずーっと後に回します(笑)。
映画中の映画も、見ていないものが多く出てきますが、その映画を見てからまた見るともっと感動するでしょう・・・。
でも、それはずっとずっと先になりそうですけど。。。