『HACHI 約束の犬』
---Hachiko: A Dog's Story---
2008年(アメリカ)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演: リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ
遠い日本からアメリカへと送られてきた秋田犬の子犬。
駅で迷子になってしまったその子犬を大学教授のパーカー(リチャード・ギア)が拾い上げる。
受取人も見つからなかったことから、放っておけずに家へと連れ帰るパーカー。妻のケイトは最初は反対したものの、やがて子犬は家族の一員に。
子犬は首輪のタグに刻まれた漢字から“ハチ”と名付けられ、パーカーに愛情いっぱいに育てられる。
そしていつしか、ハチは毎朝駅までパーカーを見送りに行き、夕方5時には駅でパーカーの帰りを待つようになる。そんな強い絆で結ばれたパーカーとハチの姿は、駅で働く人々の心も和ませたいた。
誰もがその幸せな光景がいつまでも続くものと思っていたが…。
(allcinemaより)
近所の映画館では吹き替えのみの上映だったので、DVDリリースまで待ちました。
映画館で大泣きも避けたかったし・・・(笑)。
リチャード・ギアと秋田犬、とても素敵なコンビでした!!
ベッドリッジ駅で電車から降りた教授が、「HACHI!」と声をかける、ハチが飛びついて迎える、いいシーンですよね~。
子犬は絶対に柴よねって思ってたらそうでした。
でも、日本のハチ公をアメリカの現代に甦らせるには、少々無理があったかと思います。
犬の飼い方、社会の理解など当時とは違いますから・・・。
ハチ公誕生というサイトを見てみました。
ハチ公は幸薄い犬だったようですが、今も尚こんなに人々に愛されて幸せだったということですね。
映画ではちょっと犬に冷たいんじゃあないって思った教授夫人ですが(汗)、実物のハチ公の飼い主夫人の置かれた立場ではハチを手放さなければならない事情がサイトには載せられています。
当時の日本で犬にこれだけフィーバーしたというのも、今更のように驚異です。
とにかく、映画はリメイクにはちょっと無理があったな、なんて思いながら見ていましたが、戻らぬ教授を待つハチを我が家の柴犬を抱きながら、泣きながら見てた私です。(^_^;)
なんだかんだとやっぱり泣いてしまいました。
う~ん、映画として成功なのかも・・・。
ご近所で秋田犬を飼ってる方が、この映画のあとは犬をちょっとお店の前に繋いで買い物ってことが出来なくなって、困るぅって言ってましたよ。
皆に囲まれちゃうって事らしいです。
そのワンちゃん、本当に映画のワンちゃんと同じなんですもの(笑)。