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カティンの森

2010年09月04日 | こんな映画見ました~(洋画)
『カティンの森』
---KATYN---
2007年(ポーランド)

監督:アンジェイ・ワイダ 
出演:マヤ・オスタシェフスカ、アルトゥル・ジミイェフスキ 、マヤ・コモロフスカ 、ヴワディスワフ・コヴァルスキ、アンジェイ・ヒラ 




第二次大戦下、ナチス・ドイツとソ連の両方から侵略され、両国に分割占領されたポーランド。
そんな中、ソ連の捕虜となったポーランド人将校のうち1万数千名の行方が不明となり、後にソ連によって虐殺されていたことが判明する。
いわゆる“カティンの森事件”と呼ばれるこの悲劇は、ソ連の支配下にあった冷戦時代のポーランドにおいて語ることの許されないタブーとされてきた。
本作は、自らの父親もこの事件の犠牲者の1人であるポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督が、そんな歴史的犯罪に改めて光を当てるとともに、国家の欺瞞に翻弄される犠牲者家族の苦悩を描き出す入魂の人間ドラマ。 
(TSUTAYA DISCASイントロダクションより)




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今年2010年4月に起きたポーランド空軍墜落事故「ポーランド大統領であったレフ・カチンスキ夫妻、政府要人を含む96名全員が死亡した・・・。」という報道で、私は初めて『カティンの森事件』というのを知った次第です。

「カティンの森事件」70周年の追悼式典に出席するために乗った飛行機が事故に遭ったというので、尚更驚いてしまいました。
また、カチンスキ大統領夫妻の国葬は4月18日に執り行われたが、事故から4日後にアイスランドで大規模な噴火が発生、EU圏内で飛行が禁止され、バラク・オバマ大統領をはじめとした国賓が来波できない事態となった、ということなんです。(ネット情報)

映画はアンナ(マヤ・オスタシェフスカ)が夫アンジェイ(アルトゥル・ジミイェフスキ)の行方を追う形で進みます。

映画はアンナが捕虜になった夫を心配して会いに行くところから始まり、淡々と綴られていくのです。戦争の悲劇も特に強調される演出ではなく綴られていく感じでした。

ところが、最後になってソ連軍による虐殺のさまが克明に描かれていきます。
ポーランドの将来を担う階層がことごとく銃殺されていったのです。

これは見ていて辛かったデス。。。










コメント
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