『あの夏の子供たち』
---LE PERE DE MES ENFANTS
THE FATHER OF MY CHILDREN---
2009年(フランス)
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:キアラ・カゼッリ 、 ルイ=ド・ドゥ・ランクザン 、 アリス・ドゥ・ランクザン 、
映画プロデューサーだった父の突然の自殺に直面し、遺された家族がそれぞれの形でその悲劇を乗り越えていく姿を優しく見つめた感動ドラマ。
---LE PERE DE MES ENFANTS
THE FATHER OF MY CHILDREN---
2009年(フランス)
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:キアラ・カゼッリ 、 ルイ=ド・ドゥ・ランクザン 、 アリス・ドゥ・ランクザン 、
映画プロデューサーだった父の突然の自殺に直面し、遺された家族がそれぞれの形でその悲劇を乗り越えていく姿を優しく見つめた感動ドラマ。
監督はこれが長編2作目のミア・ハンセン=ラヴ。本作は、彼女のデビュー作でプロデュースを務める予定だったアンベール・バルザンの自殺という実体験から生まれた物語とのこと。
映画プロデューサーのグレゴワール・カンヴェル(ルイ=ド・ドゥ・ランクザン)は、精力的に働く“仕事人間”ながら、妻シルヴィア(キアラ・カゼッリ)と3人の娘たちを心から愛する良き家庭人でもあった。
ところが、彼の会社はいまや火の車で、追いつめられたグレゴワールは最後に自ら命を絶つ道を選択してしまう。
やがてシルヴィアは、グレゴワールの遺志を継ぐ覚悟を固め、会社の再建と製作中だった映画の完成のために奔走する。
一方、幼さゆえに父の死をよく理解できない次女と末娘に対し、年頃の長女クレマンス(アリス・ドゥ・ランクザン)は、父の死を受け止めるべく彼女なりの形で悲劇と向き合っていく。
(allcinemaより)
(allcinemaより)
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この映画はミア監督の実体験がもとになってると、解説にあります。
仕事に忙殺される人は日本だけではないようです。
温かい家庭はそういう時には力になれないのが、悲しいデス。
残された家族は、その死を受け止め、前向きに生きなくてはならないのです。
でも、その歩み出すエネルギーに、心が慰められますネ。
映画は淡々と綴られていく中で、突然グレゴワールが道端で頭を打ってしまいます。
なんという展開。。。
ラストはケ・セラ・セラの歌。
映画の展開が暗いトーンで進められてたので、ちょっと意外なエンディング音楽でした。
でも、これで心がほわっとしますね。
コンサートのアンコールと同じ効果なのかな、と思いました。