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わたしを離さないで

2011年10月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『わたしを離さないで』
---NEVER LET ME GO---
2010年(イギリス/アメリカ )

監督:マーク・ロマネク
出演:キャリー・マリガン 、 アンドリュー・ガーフィールド 、キーラ・ナイトレイ 、 シャーロット・ランプリング


ブッカー賞作家カズオ・イシグロの同名傑作小説を若手実力派キャストの共演で映画化した異色のヒューマン青春ストーリー。
イギリスの田園地帯にひっそりと佇む謎めいた寄宿舎を舞台に、過酷な運命を宿命づけられた少年少女たちが、それを静かに受入れながらも今をひたむきに生きる中で紡がれていく儚くも輝かしい青春の日々を、詩情溢れるタッチで瑞々しく描き出していく。

緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校“ヘールシャム”。
そこは、牧歌的な田園地帯にありながら外界からは完全に隔絶され、徹底した管理が行われている謎めいた施設だった。
そんな静かで整然とした環境の中で、幼い頃からずっと一緒に育ってきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)の仲良し3人組。
やがて18歳となった3人はヘールシャムを卒業し、農場のコテージで共同生活を送ることに。
初めて接する外の世界に不安や喜びを感じていく3人。
そして、いつしかルースとトミーが恋人になったことで3人の関係も終わりを迎えようとしていたが…。
(allcinemaより)

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詩情溢れるタッチで瑞々しく描き出されている、と解説にあります。
本当に、もの悲しさが綺麗に映し出される作品でした。
が、とても心の痛い、怖い映画でもあります。
予告でも見当がつきますが、クローンの話だと私は解釈しました。
それは、とても切なく哀しいクローンの話です。
けっしてあってはならない事です。
が、もしかしたら何処かですでに存在してるのでは、と思えるほど差し迫った映画でした。
 
主演3人の俳優、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、 キーラ・ナイトレイがしっかりとした演技を見せてくれました。
あまりにしっかりとした演技だっので、現実にあるのでは、、、と思えてしまい、それが怖かったです。
 
子ども時代の寄宿生活も、身体を傷つけないよう大事にされてる件、哀しかったですね・・・。
3人が捜す「オリジナル」という存在、不気味でした。
「提供」「終了」という言葉。。。見てて胸が痛かった。。。
 
私にはちょっと不気味な映画でした。
雰囲気はその時代の雰囲気も出てて、良かったのですけど。。。
 







コメント (4)
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