和やか-散歩

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アルバート氏の人生

2013年01月31日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アルバート氏の人生』
---ALBERT NOBBS---
2011年(アイルランド)

監督:ジョージ・ムーア 

出演:グレン・クローズ 、 ミア・ワシコウスカ、 アーロン・ジョンソン、 ジャネット・マクティア 

大女優グレン・クローズがかつてオフ・ブロードウェイで主演した舞台を、自らの脚本、製作、主演で映画化した感動ドラマ。

19世紀のアイルランドを舞台に、一人で生計を立てるために男性として生きざるを得なかった孤独な女性の苦悩と哀しみを切ないタッチで綴る。

共演はミア・ワシコウスカ、アーロン・ジョンソン、ジャネット・マクティア。

監督は「彼女を見ればわかること」「愛する人」のロドリゴ・ガルシア。


19世紀のアイルランド。

長年モリソンズホテルで働くアルバート氏(グレン・クローズ )は、常連客からの信頼も厚い優秀なベテラン・ウェイター。

しかし私生活では人付き合いを避け、固い殻に閉じこもった孤独な生活を送っていた。

なぜなら、アルバート氏は女性だったのだ。

男を装うことは、孤児だった彼女が貧しさから抜け出す唯一の道だった。

そんなある日、自分らしく生きるヒューバート(ジャネット・マクティア)と出会い、自分を偽り続けてきた彼女の心に大きな変化が訪れるのだが…。

(allcinemaより)


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グレン・クローズの怪演が大好きです(笑)。

この作品の、アルバート・ノッブスの生きざまのような、抑えて抑えて抑えたグレン・クローズの演技に圧倒されました。

 

ハイライトシーンはヒューバート・ペイジに女性であることを見破られた時と、その後ヒューバート・ペイジの正体を知った時のアルバートでしょうか。

 

そのヒューバート・ペイジを演じたジャネット・マクティアという女優さん、私は今まで知りませんでした。

大柄で体つきも男性のようでした、、、。

なので、私はてっきり男優さんで、胸は作り物かと、、、思って見てました。(^_^;)

ヘレンがジョーに寄せた思いもそうですが、その時代、女性が自力で生きていくことがいかに過酷だったかが窺えます。

映画全体は重いのですが、時には笑えるシーンもあり、舞台ではさぞ観客と一体になった事でしょうね。

アルバートとペイジがドレスを着て海辺を歩くシーンにちょっとホロリ・・・。

 意外な結末となりましたが、ラストのヒューバート・ペイジが素敵でした!

 


         


                            


コメント (2)
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