和やか-散歩

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偽りなき者

2013年10月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『偽りなき者』
---JAGTEN
    THE HUNT---
2012年(デンマーク)

監督: トマス・ヴィンターベア 
出演:マッツ・ミケルセン 、 トマス・ボー・ラーセン、 アニカ・ヴィタコプ 、 ラセ・フォーゲルストラム 


少女の何気ない嘘によって人生を破壊された男が、理不尽な迫害を受けながらも、自らの尊厳を守るべく周囲のいわれなき疑惑と憎悪に懸命に立ち向かっていく姿を厳粛に描き出した衝撃のヒューマン・ドラマ。

主演は本作の演技でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いたデンマークの名優マッツ・ミケルセン。

監督は「セレブレーション」「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。

 
デンマークの小さな町で幼稚園の教師として働くルーカス(マッツ・ミケルセン)。

離婚の悲しみを乗り越え、仲間たちと狩猟を楽しむ穏やかな日々を送っていた。

そんなある日、彼にプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララ(アニカ・ヴィタコプ)が、軽い仕返しのつもりで発した嘘が彼の人生を狂わせてしまう。

“ルーカスにいたずらされた”というクララの証言を町の大人たちは鵜呑みにし、潔白を訴える彼の言葉に耳を貸すものは誰もいなくなる。

町中から白眼視され、様々な嫌がらせや暴力にさらされながらも、己の矜持を貫き静かに耐え忍ぶルーカスだったが…。
(allcinemaより)

 

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映画館鑑賞を逃した作品。

お家鑑賞しましたが、やはり映画館で見たかったデス。

 

 

あどけない少女がついた嘘に人生を狂わさせてしまったルーカスを演じたマッツ・ミケルセンは、期待を裏切りませんでした。

 

恐~いお話しです。

小さな女の子が、大好きな幼稚園の先生に渡したプレゼントを受け取ってもらえなかったものだから、ちょっと嘘をついてしまった・・・。

腹いせとか、仕返しとか、そんな深いものではなく、ちょっと口からの出まかせみたいなはずみで言ってしまった嘘だったのですね。

 

それが大きな波となり、ルーカスは社会から抹殺されそうになります。

いちど狂い始めたら自分一人ではどうする事も出来ない波。

親友と別居してる息子だけが信じてくれたのが、ルーカスの救い。そして見てる私たちの救いでした。

 

時間が経ち、次第に真実を知る人が出て、ラストに向け何事も上手く納まっていく展開にホッとしてました。

が、思わぬラストが・・・。

一度狂ったら、元通りになることは出来ないのか、、、。

ハッピーエンドで終わるものと思っていたら、ガ~ンというラスト。

あのシーンで、この映画が忘れられない作品になりました。。。

 

 


 

コメント
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