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私が愛した大統領

2013年10月14日 | こんな映画見ました~(洋画)
『私が愛した大統領』
---HYDE PARK ON HUDSON---
2012年(イギリス)

監督:ロジャー・ミッシェル 
出演: ビル・マーレイ 、 ローラ・リニー 、 サミュエル・ウェスト、 オリヴィア・コールマン 、 エリザベス・マーヴェル 、  オリヴィア・ウィリアムズ 、エリザベス・ウィルソン


「ロスト・イン・トランスレーション」「ムーンライズ・キングダム」のビル・マーレイが、歴代アメリカ大統領の中でも屈指の人気を誇るフランクリン・デラノ・ルーズベルトを演じた伝記ドラマ。

重度の障害者でありながら激動の時代に超大国アメリカを率いたカリスマ的大統領の知られざる素顔を、英国王との歴史的会談秘話と彼を影で支えた従妹デイジーとの秘められた大人の恋模様を軸に綴る。

共演は「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。

監督は「ノッティングヒルの恋人」「恋とニュースのつくり方」のロジャー・ミッシェル。


1930年代のアメリカ。

大恐慌の悪夢からアメリカ経済を救い出し、ヨーロッパを覆う不穏な情勢に立ち向かう第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト( ビル・マーレイ )。

そんな大統領の世話役として従妹のデイジー(ローラ・リニー)が迎えられる。

小児麻痺の後遺症に苦しみながらも大統領としての激務をこなす彼にとって、デイジーと過ごす束の間のひとときは心から安らぎを覚える貴重な時間となっていく。

そんなある日、ニューヨーク州ハイドパークにある大統領の私邸を英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)夫妻が訪問する。

もはやナチス・ドイツとの戦争が避けられないイギリスにとって、アメリカの支援は必要不可欠。

そんな自国の命運を左右する重責を担い、緊張の面持ちのジョージ6世を、アメリカ流のもてなしで迎える大統領だったが…。
(allcinemaより)

 

 

 

 

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ルーズベルトはアメリカ政治史上で唯一4選された大統領であり、アメリカ史上唯一の重度の身体障害を持つ大統領であるということを知りました。

 

へえぇぇ~~と驚くことが多い映画でした。

 

ルーズベルト大統領をある面から描いた映画で、一生を描いた伝記ものとは違います。

まず、小児麻痺の後遺症から足が麻痺して車椅子生活だったことが報道されてなかった事にも驚きです。

アメリカでもそういう時代だったというわけなのかしら。

 

そして4人の女性が彼を支えていたことが、この映画で描かれています。

絶対的な影響力を持つ母親、現実的で活動家の妻、愛人関係であったこともある有能な秘書、そして従姉妹で恋人であるデイジーは彼の心のよりどころ。

 

女性陣が政治の重責に耐える男を支え、女性たちがそれぞれの立場で彼を愛して、共有するって、昔の日本風?って思ってしまいました。

 

「英国王のスピーチ」ですっかりおなじみになったジョージ6世の訪米のシーンでは、当時のアメリカとイギリスの立場を知ることが出来ます。

 

面白かったというより、事実を明らかにしたという映画で、作品の質の高さを感じます。

興味があればどーぞ。

 

 

 

 

  

 

       

 

 


 

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