和やか-散歩

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彼の見つめる先に

2021年05月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『彼の見つめる先に』
---Hoje Eu Quero Voltar Sozinho---
2014年(ブラジル)

監督:ダニエル・ヒベイロ
出演:ジュレルメ・ロボ 、 ファビオ・アウディ  、テス・アモリン  

ブラジル・サンパウロを舞台に、思春期の若者たちの揺れ動く感情をみずみずしく切り取った青春ドラマ。
世界各地の映画祭で話題を呼んだ2010年の短編映画「今日はひとりで帰りたくない」を、監督のダニエル・ヒベイロ自身が同じキャストを起用して長編映画化した。
目の見えない高校生のレオ(ジュレルメ・ロボ)は、少し過保護な両親や優しい祖母、いつもそばにいてくれる幼なじみの女の子ジョバンナ(テス・アモリン)らに囲まれて平穏な生活を送っていた。
ある日、彼のクラスにガブリエル(ファビオ・アウディ)という少年が転校してくる。
レオとジョバンナは、レオの目が見えないことをからかったりしないガブリエルと自然に仲良くなっていく。ガブリエルと一緒に映画館に行ったり自転車に乗ったりと新しい世界を知るレオだったが、やがてそれぞれの気持ちに変化が生じはじめ……。
2014年・第64回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とテディ賞を受賞。日本では「ブラジル映画祭2015」で上映、18年に劇場公開。

 
     
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
いい映画でした。
 
思春期の若者という感覚が遠くに去ってしまった今、久しぶりにピュアな感覚で見られたという感じです。
目の見えないレオが、彼を普通の子として扱うガブリエルに心の拠り所を見つける・・・。
それは誰にでも経験のある、新鮮で心安らぐ友情だったと思うのです。
それが友情以上であっても研ぎ澄まされた若い心には不思議はないのかもしれないですね。
 
シニア世代になってる私には久しぶりに触れた感覚で、心がチクリとしました。
 
 
 
 
 

 
 
コメント (2)
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