亡父の命日は11日の建国記念日で、亡くなった時までみんなが集まりやすいようにと
毎年変動する日曜日とかでなく国民の休日にを選ぶとは、如何に周りの人間のことを
考える人だったかと思ったものです。
今年はたまたま月曜日で世間では連休とになったのですが、お寺さんとの協議もあって
今回の七回忌はたまたま日曜日と重なった今日、節分の日としました。
それでも基本、土日祝が休めない姪っ子たちは10日ほど前の平日に来て、一緒に
お経を唱えてくれました。
長男は昨夕に江戸から帰省して、姪っ子たちと同様に土日祝が休めないはずの正月の
代わりの冬休み連休が取れて参加。
妹夫婦や親戚も集まってくれて無事に七回忌の法要を終えることが出来ました。
例年ならば亡父の生前からの習慣で大阪・住吉区にある我孫子山観音寺に
厄除け祈願に行っている日です。
節分は立春の前日ですが、旧暦の大晦日と正月と勘違いしている方も少なくないと
聞きます。
立春は太陽黄経が315度のときを言い、旧暦の正月は太陰暦の月齢が新月になるのを
起点とするので、今年で言えば2月の10日になります。
元来、全く関連性の無いものです。
節分の厄除け祈願で有名なのは観音霊場の寺で
大阪の北部(ナンバから北)の方は兵庫県宝塚市にある大本山中山寺(なかやまでら)、
大阪中部はこの我孫子山観音寺に参拝されることが多いです。
近畿地方ではだいたい節分の前後の1日~7日を節分詣でとすることが多いようです。
七回忌の法要を終えて疲れていましたが、明日からの仕事で帰ってから行くには
無理な話だし、かといって節分前に参るのも大晦日前に初詣をするみたいで嫌なので
強行策で行ってきました。
先ず去年などの古いお札を返納し、手洗所で清めて線香をクベに行くことから始めます。
大勢の人がくべた線香の煙は身体の具合の悪い処に擦りつけるとご利益があって
よく鳴ると言い伝えがあって、みなさん一生懸命に足・腰・頭などに着けらけます。
それから節分で豆まきをして余ったりしたものを納める。
次にご浄財をお納めしてご本尊にお詣りをします。
さてさて、続きは明日にさせてください。