先月の話になりますがサッカーの全国高校選手権で準優勝した京都橘イレブンに、
王将フードサービス(餃子の王将)から食べ放題の「ご褒美」が振る舞われました。
同校の活躍をねぎらおうと「餃子の王将」桃山店(京都市伏見区)を貸し切って実施。
部員ら96人が参加し、ギョーザ約160人前をはじめ、鶏の空揚げなどの大盤振る舞いに
舌鼓を打った。
金額のことを言うといやらしいとは思いますが総額70万ほどだったとか。
ヤレ体罰だ・やれイジメだ等と嫌なニュースばかりの中、ちょっと嬉しい話題でした。
「このような会を開いていただき、誇りを感じる」と仙頭啓矢選手は「一番好きな料理」と
ギョーザ5人前を平らげたそうだ。
仙頭選手とともに得点王に輝き、新主将の小屋松知哉選手は「次こそ全国選手権で『王将』
になる」と誓ったのだとか。
いやぁーそれにしても1人1500円もあればお腹いっぱいになる安さのお店で平均して
その5倍もの食事をしたのだから、さすがスポーツをする若者だとソッチでも感心しました。
そんな中華料理のニュースでホッコリ温まったハートに冷や水をぶっかけるような話題が
中国のフカヒレ調査でした。
中国新華社電によると、浙江省商工部門は13日、市場で販売されていたフカヒレを
サンプル調査したところ、82点のうち、79点がゼラチンを固めた偽物だったと分かった
らしい。
なんと 96%
事の発端は新京報で報道された--------
北京・広東省・福建省などで抜き打ち調査をしたところ、実情が浮かび上がってきた。
人工フカヒレは卸売市場で売られており、ひと箱15袋入りで1袋30元ぐらいの値段。
1袋で5~6皿のフカヒレ料理を作れるので、ひと皿の原価は5元ほど。
それをひと皿150元で客に出しているのだから、30倍儲けていることになる。
事情通によると、中国国内で消費されている“フカヒレ”の40%は“人工フカヒレ”なのだ
そうだ。
レストラン経営者も「こんなことはどこでもやっている」と話しているありさまで、製造工程や
流通も含めて、不正が横行する根深い問題だと分かってきた。
--------というもの
そこで浙江省の消費者権益保護委員会は水産市場で売られているフカヒレに対して調査を
行った。
結果、検査対象の3分の1にカドミウムの基準値超えが認められ、なかには10倍も超過して
いるものもあった。
また検査対象のなかにはメチル水銀の基準値が超えているのもあったのだという。
不審に思って十数件のレストランに対しても抜き打ち検査を行い、DNA検査までしたが
サメの成分は出てこなかったことから公表されたらしい。
レストラン経営者も「こんなことはどこでもやっている」と話しているありさまで、製造工程や
流通も含めて、不正が横行する根深い問題の国情である。
日本国内でのフカヒレってどうなの? と疑わざるを得ませんね?
その点、幸いながらそんな高価なものは口にするどころか、お店の前で門前払いされる
みすぼらしい庶民でした。 (*^^)v