雨粒が霧のように細かく、音もなく静かに降る雨を小糠雨(こぬかあめ)と言う。
基本的には直径は0.5ミリメートル以下を言うらしい。
その昔中華民国(台湾)出身の歌手;欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)が歌った雨の御堂筋の
歌いだしも『小糠雨降る 御堂筋 ・ ・ ・』で、世間に大きく広まったキッカケです。
今日、夕方からはそんな雨になりました。
日中、大阪府八尾市(やおし)と奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)を結ぶ十三峠(じゅうそうとうげ)
を大阪側から登って奈良県に戻って参りました。・
この生駒・信貴の連山はたいてい大阪側が急な坂で、奈良県側はそれに比べ 穏やかな道である。
十三峠の頂上付近から大阪を見下ろすと
ビルも何もかもどんよりしていて、何が何やら 訳がわからん ・・・。
うっすら理解できるのが左端の画像で天満橋あたりから福島辺りまでの高層ビル群
右端の阪神高速東大阪線と近鉄奈良線の高架ぐらいでしょうか。
奈良県側に入ると「ひょっとして?」良い方に見えましたが ・・・
そして予報通り夕方にはいわゆる小糠雨となってしまいました。
そこそこに雨粒が細かいだけに今問題となっている微小粒子状物質がちょうど良さそうな
粒子の細かさで含まれていて息で吸うよりもっと濃度が濃く、身体の露出しているヵ所に
直接かかったりする方が危ない気がします。