くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

子守唄から付け睫毛

2013年02月22日 23時55分20秒 | ひとりごと

今日ふとしたことで高石友也さんの近江の子守唄と言うのを突然思い出しました。

あては近江の子守どす     国のわらべをうたおうか  
あーあー 泣かんとき      あても なきとうなるやんか
泣いてるぼうやのぬれた顔  川の流れにいつそうか 
あーあー ねむりやす      あてが抱いててあげるさかい

赤い鳥の歌った竹田の子守唄も物悲しい
守もいやがる  盆から先にゃ   ゆきもちらつくし  子も泣くし
盆が来たとて  なにうれしかろ  かたびらはなし  おびはなし
この子よう泣く  守をばいじる   守も一日     やせるやら
はよも行きたや この在所こえて  向うに見えるは 親のうち

いずれも元々は口減らしや人身売買によって子守として下働きを強いられたことから
人権差別問題と絡み合ってメディアから徐々に退かされてしまった形で
今はほとんど歌われなくなってしまいました。

僕の高校時代は学生運動の末期ごろで中学の時の全共闘東大安田講堂占拠から
浅間山荘事件など、過激な時代をすり抜けてきました。

日本のザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)や岡林信康さん等や
海外のPPM(ピーター・ポール&マリー)などの反戦歌などが、それまでの
グループサウンズから代わって若者たちに広まった頃でした。

背景は別として良いメロディーの曲だったなぁと懐かしくなりました。
みぃーんなギターを抱えていた時代だもんなぁ。


今は歌詞とか何とかと言うよりもリズムと言うかノリの曲が多くなりましたね。

この寒い時に名前を言おうとすると必ず噛んでしまう きゃりーぱみゅぱみゅ
ファッションリーダーとしても人気が多いようですが
・あん あん ああん あん
・つけまつけま つけまつける
・はたち はたち はたち はたち
・ちゃんちゃかちゃんちゃん
・ファッションモンスター
同じフレーズの繰り返しばかりのように聞こえて 意味わかんない!ってカンジィーだけど
日本国内はモチロンのことロンドン公演でも大盛況と 若者をガッチリ掴んでますね。

嫌いじゃないけど好きでもないのですが、派手な衣装もヘンテコリンな歌も時代を牽引して
見た目とは全く違ったシッカリした意見・考えを持ってガポガポ稼いでいる。
強か(シタタカ)ですねぇ。

猿真似したりお調子に乗りまくっている若者をキッチリ掴んでいるのは若いのに凄いと
何か得る所がないか少し気になります。

そうしているうちにいろんな人の様々な歌が頭の中を駆け巡って、なんとなくそんなことを
考えた一日でした。