聞いたことあります? ぎなた読みって。
ねえちゃんとお風呂入ろ! と書かれてあると
姉ちゃんと お風呂入ろ! という嬉しいお誘いと
ネエ チャンとお風呂入ろ! と窘められたような意味との二つにとれますよね?
これがぎなた読みって言います。
きょうとあしたはいいてんきでしょう
今日と明日はいい天気でしょう。 ⇔ 京都、明日はいい天気でしょう。
あつめたいしみる!!
「あ、冷たい! しみる!」 ⇔ 「集めた石見る?」
あつくてまいりました
「暑くって参りました」 ⇔ 「あ、作って参りました」
あいたかった「逢いたかったー」 ⇔ 「愛、集ったー」 ⇔ 「あ、痛かった?」
ただ単純にボケて来て読み方を間違うのかも知れませんけどね。
面白いですね。
それにしても何でこんなぎなた読みって? 思いません?
ビブリア古書堂の事件手帖の「ビブリア古書堂」のうら若き美貌の店主
篠川栞子ほど巧く言えませんが
「ぎなた読み」という名前は、「弁慶がなぎなたを振り回し」という文章が
「弁慶がな、ぎなたを振り回し」と読めたことに由来するそうです。
駄洒落や語呂合わせ、アナグラムや入れ詞(いれことば)、他にもパングラムやダズンズなど
日本語とその遊びって深いですね。