午前中は「降るの?」と天気予報を疑いたくなる空でしたが、午後になってフムフムと納得。
14時半には降りだしました。
お昼まではとっても奈良らしい風景を見たような気がしました。
場所は二上神社口(二上山の麓)で左端は法隆寺のある斑鳩の里、右端は三輪あたり。
何が奈良らしいって盆地の中空に靄(モヤ)がかかったまんまで大和絵そのまんま。
向こうの方の山の麓で淀んでいるのがそれ。
手前の方は稲の収穫の頃からずぅーーーーーーーーっと連日どこかで続いている野焼き。
海を越えた西方浄土の方からは間もなくPM2.5が飛散してくるというけれど、それとは
全く違います。
あちらのスモッグはもう耐えられない感じですね。
高度成長期の日本も酷かったけれど、それ以上ですよね。
今年の紅葉は早いところは9月の冷えで10月中に染まってしまい、遅いところは今頃で
奈良公園のイロハモミジは今が盛りになっていました。
盆地の方ばかり見とれていては片手落ちです。
二上山は今が秋色の絨毯を敷き詰めていました。