日本各地の空港(ex:米子・関西国際・福岡・茨城・成田など)で利用者に対して空港職員が
子供たちにクリスマスプレゼントを手渡したニュースがテレビで放映されていました。
微笑ましい風景として取り上げられていたのでしょうが、飛行機なんて高嶺の花で利用なんて
できない下級庶民のイジケ者の私としては・・・
「飛行機どころか旅行すら行けない子供にこそ、そういう気遣いをしてあげればいいのに。」と
穿った見方をしてしまいました。
昨日、孫に送ったささやかな贈り物も無事に着いて、ずっと前に送っていたちっちゃなツリーと
一緒に写真が届きました。
さてさて昨日の吉野の柿の葉寿司食べ比べ購入も義従姉妹夫婦に届いたようで、先方も
子供たちが巣立ってクリスマスは昨日で済まし、夫婦とおばあちゃんの3人でカレーでも
と言っていた矢先だったと大喜びしてもらえました。
まあ食べ物の話ばかりではいつものように芸がないので、吉野山の風景も少しアップです。
ケーブルから降りて金峯山寺を過ぎて中腹あたりの参道から振り返ったところです。
右側が「たつみ」さん。
ご主人に話を聞くと、大晦日から三が日までは宿ももう満員で、この時期は1年の内で
一番閑散としている時期なのだそうです。
そこから登り坂のこの道を行き切ったところに上千本があります。
それからまだ奥へ行くと奥千本。
冬真っ盛りには雪が多くて凍ててしまうので、ろくに外へも出れなくなるそうです。
東南院(とうなんいん)多宝塔も寒そうでした。
下へ戻って「やっこ」さんまで帰ると金峯山寺蔵王堂。
このお堂の奥に吉野金剛蔵王大権現三尊が安置されていて何百年に一度しか開帳され
ませんでした。
国宝仁王門修理歓進のため、秘仏本尊特別ご開帳が平成24年より10年間毎年一定期間行われていて、たまたま2年ぐらい前に拝ませていただきました。
今年は10月31日より12月6日まででした。
このあたりで中千本桜。
この時期は葉も完全に落ちて殺風景ですね。
吉野神宮まで下りてくると下千本。
麓は吉野杉の貯木場が広々としています。
昔はこのすぐ下の吉野川を筏を組んで、五條市あたりまで。
場合によっては途中の和歌山県で紀ノ川と名前を変えて海に出て、紀伊水道から大阪へ
船で運ばれても行ったようです。
今は外材が安く手に入るので、かなり廃れてきています。
ちょっとだけ、食べ物から離れた日記も書いてみました。