夕刻から急激に風が強くなりました。 また木枯らしが吹き荒れています。
今日は雨の降りそうな予報だったのが、ずっと曇り空ながら暗くなる頃までは
降りませんでした。 結局降り出したのですけどね。
ネタ切れなので10月22日以来の映画の話に逃げようと思います。
連日コメントを頂いているお二人には興味薄の話題で申し訳ありません。
何本かまた見ているのですが、もう上映が終わった作品もあるので、新しい作品から
逆戻りで話そうと思います。
タイトルの『運命』を英語で言うと Destiny。
それがタイトルに入った邦画がコレ
鎌倉ものがたり です。
原作は最近よくある漫画本です。
監督は以前にヒットした『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎監督。
第29回日本アカデミー賞において、計12部門の最優秀賞を受賞し、のちにシリーズ
化され3作総興行収入112億超の大ヒット記録を樹立したチームでの作品でした。
西岸氏の30年読み継がれた、累計発行部数1000万部(既刊34巻)のベストセラー
「鎌倉ものがたり」を見事に日本映画最高のファンタジー超大作にしてしまわれ
ました。
VFX(ビジュアル・エフェクツの略)を駆使したスクリーンは実写版のジブリ作品
「千と千尋の神隠し」を見ているような錯覚にも陥りました。
物語は鎌倉での話なんですが、関西のノリのような面白さもありました。
内容はテレビでもプロモーションが流れていて、Web上でも「あらすじ」が
描かれているので、下手に言ってネタばれさせてしまいそうなのでやめておきます。
人を惑わす妖怪というのも沢山出てくるのだけれども、水木しげる先生のほど
気味悪くもなく、貧乏神や死神も愉快な感じに描かれていました。
年末のせわしないときに観る作品でもないかも知れませんが、軽く頭をリフレッシュ
するというかストレスなどを吹き飛ばすには良いかもなぁと思います。
実はNHK朝ドラの「とと姉ちゃん」の頃から高畑充希さんはどうも苦手で、観るの
を躊躇していたのですが堺雅人さん・堤真一さんはお気に入りの俳優で2対1で
勝ったので観ました。
エンドロールの前半は映画内での映像が流れていて、後半は黒幕の上に白文字が
下から上にスクロールするという、普通の流れです。
ここで出て行かれる方が多いのだけれど、タマにラストシーンがエンドロールの後に
アンコールのように流れる物もあります。
この映画もエンドロールの後まで途中で抜け出さないで見終わって頂きたいという
ことだけ、これから観るという方々にお伝えしておきたいと思います。