
第1期社民党政治塾の開校式がありました。31人の応募があり、又市征治参議院議員の講演を聞き、意見交換を行いました。
応募者の皆さんは、労働組合役員の皆さんが圧倒的に多かったわけですが、これから議員を目指すという方も参加してくれました。
又市副党首の話で記憶に残ったことを少し書いておきます。
「政治主導ということで、官僚が動けない状況が、尖閣列島問題でも見受けられる」
「できないことを平気でやるという神経が信じられない。TPPは農業問題だけではなく、雇用問題も含めて国のかたちを変えるほどの問題であり、社民党は断固反対だ」「小沢問題、記載ミスの裏に違法献金問題があるのではないかと検察審査会が議決をしたが、本当に大丈夫か」「社民党の連立離脱以降、民主党の新自由主義路線への回帰が始まった。これは資本の巻き返しだ」「沖縄の基地問題をはじめ、連立政権合意にもどさせる大衆運動抜きには社民主義の政策を実現することはできない」・・・
参加者からは「尖閣問題の本当の焦点は何だろう」「9条だけではない憲法理念の実現が問われている」「公共交通の活性化、交通基本法の制定期待している」「職場で希望退職が出されるまでは、人ごとだった。自分の立ち位置がわからなかったので、社民党を広げられなかった。泥臭くても労働運動の強化を通じて新自由主義に対抗していかなければならない」・・・。全員から自己紹介とあわせて、感想や意見が出されました。
又市さんからは「尖閣問題、これは中国国内の格差問題が根源にある。慎重な対応が必要」「憲法25,26,27条など平和的生存権を保障する憲法理念の実現を求めている」・・・など意見交換がされました。
塾長の竹内久幸党県連合代表から「政治塾を続けながら社民党の力をつけていきたい。来春の自治体選挙がんばりたい」とまとめの挨拶がされ、終了後会費制で懇親会を行い解散しました。
下は11月10日付信濃毎日新聞の記事です。
