こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

福島原発の現状を知ろう第3回現地視察ツアー

2015-11-21 22:39:47 | 脱原発・危機管理
 
今年で3回目を迎える脱原発ツアー。それ以前は、南相馬へよつば保育園への支援や除染のボランティアに入っていました。

いわき市にある楢葉町の仮設住宅で交流しました。今年の9月4日に帰町宣言が出され、町としてアンケートをとった。帰る人、このまま残る人、まだ先のことが考えられない人がいる。帰りたいけど、家族がバラバラのままの不安、インフラや医療機関の問題、放射線の問題などさまざまな不安もかかえたまま。いつもつくってくれる煮物が美味しい。この仮設住宅の皆さんの笑顔が嬉しい。(動画あります)
狩野光昭市議からもご挨拶がありました。(動画)

 
続いて、かんぽの宿いわきへ移動して、いわき市内で活動している皆さんと交流。
最初は、フクシマ原発労働者相談センターが、今年の2月6日に結成された。これまでに30件の相談を受け解決まで相談に乗ってきました。原発廃炉作業者や除染作業労働者の賃金不払い等は、多重下請け構造から発生している。東電は元請け企業への発注においては、1日約2万円の危険手当ても労務費割増分であり、末端で働く労働者への支給までは指導できないと言っている。相談活動とともに末端の労働者まで払われる仕組みと、30年40年かかる廃炉作業を実現するためには、安定した雇用と賃金などの労働条件の向上が必要である。


 
続いて、いわき連帯労組と福島自由労組から、この間の取り組みの報告。そして、ママcafeカモミールと小さなお茶会の千葉ゆみさんから、子供を抱える親の立場からのお話を聞きました。(詳細別途)

 
翌日は、開通した常磐道を浪江町まで北上し、そこから国道6号線を南下しました。常磐道では空間放射線量が5μ㏜になるところもあります。
三年続けて見てきた富岡駅前、少し片付け始まっていました。

 
楢葉町天神岬、遠く洋上風力発電所の建設現場がみえる。

詳細は別途報告します。疲れたので今日はここまで、寝ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする